公園内で猫に対する虐待行為が相次ぐ…「餌やり禁止」で保護団体にSOSが!

感動

静岡県熱海市にある公園内でなんと猫の虐待事件が相次いでいました。さらに、ボランティア団体が猫たちの不妊手術を進めていた中、行政から「猫の餌やり禁止」が言い渡され大ピンチに!そこで猫のレスキュー活動を行う「NPOくすのき」に保護依頼が来ました。

危険な公園内で大怪我を負った猫をレスキュー

静岡県熱海市で猫のレスキュー活動を行っている「NPOくすのき」は、市内のある公園で虐待された1匹の猫を助けてほしいという依頼を受けて保護することに。

保護された猫は全部で4匹。その中の1匹は体の側面を一直線に切りつけられる大怪我を負っています。

大怪我を負っているため、すぐに手術が必要になり病院へ。縫合手術でどうにか命を助けることはできたものの、あまりにひどい怪我に、事故か、あるいは虐待か疑われます。

しかし、体だけでなく心にも傷を負っている様子だというこちらの猫、もしかすると虐待を受けてしまったのかもしれません。レスキュー団体のスタッフさんにより「キズナ」という素敵な名前をつけてもらったようです。

家猫になる特訓を開始!

今まで野良猫として過ごしてきたキズナ。里親さんに迎え入れてもらうために、家猫としての訓練が開始されました!

保護から2ヶ月後、保護ハウスにも慣れてきたようでハウス内を探検してみたり、おもちゃにじゃれつくようにスリスリしてみたり…。

まだ人や猫にも威嚇したり攻撃的なネコパンチをくりだしてしまうようですが、虐待された疑いがあるため、時間がかかるのは仕方がないと言えるでしょう。

さらに1ヶ月ほどたった様子がこちらです。舌出ししながらこちらをじっと見つめているキズナ。

しかし、触れそうかな〜と思いきや、スッとその場を去ってしまいました!猫パンチはいまだにするものの、爪を出さずに猫パンチするようになったとのこと♪着実に家猫として成長しています。

また、以前に比べるとふっくらと肉付きが良くなっているので、しっかり順調に回復していることがわかります。元気になって本当に良かったです。

元々事件の多かった危険な公園

今回、キズナが保護された公園は、元々こうした猫の虐待事件が相次いでいた公園でした。葉物の殺傷事件や毒餌による殺害事件が相次いでいたため、行政は猫への餌やりを禁止することにしたのです。

しかし、もちろん猫たちに餌をやっていた人たちの多くは善意でしたし、何よりボランティア団体による餌やりは、空腹を満たすためだけではなく、猫たちの健康を維持するために不妊手術を受けさせるための餌やりでもあったのです。

不妊手術はこの公園に居座っている猫の半数を超えたところだったため、ここで餌やりを禁止されてしまうと努力が水の泡になってしまう恐れがありました。

そこで、熱海市の保健所と市役所の環境課に相談したところ、相談に応じてくださり、不妊手術に関しても協力してくれることになりました。

しかし、協力を取り付けたところで、同じ市役所の公園緑地課は、猫を餌付けしてしまうと、公園内に居座ってしまうことで糞や尿といった排泄による被害が拡大してしまうという理由で餌やりに協力できないとの回答が。

同じ市のお役所にも関わらず、こうも協力体制に違いが見られると、動物を保護したい、助けたいという思いがあっても役所が壁となって立ちはだかることになってしまうのですね。

確かに公園を整備することも大切ですが、猫の命の重さも理解してほしい…双方の意見をうまく取り入れて解決する方法はないのでしょうか。

その後

餌やり禁止のポスターが貼られてから3週間後、ようやくNPO「くすのき」の訴えが役所に届き、元のポスターは撤去され、新しいポスターに貼り替えられていました!

猫たちの不妊手術も協力のもと、早急に進められ完了したとのことです。今後は近所の住民によって「地域猫」として見守られながら過ごしていくとのことで、このポスターに書かれている通りの解決法であれば、近隣住民と地域猫たちがうまく共存していくことも可能でしょう。

今回のケースが、今後、全国的に地域猫に対する考え方や解決法の良い参考となることを祈ります。また、野良猫を虐待する事件を少しでも減らすため、どのような改善策、解決策があるのか、皆で考えていく必要があると強く感じる一件でした。

NPOくすのき

▼▼ 公式ホームページはこちら ▼▼
https://npo-kusunoki.life/

▼▼ 公式ツイッターはこちら ▼▼
https://twitter.com/atami_kusunoki

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