『過去最悪の虐待』を受け瀕死の状態だったシェパード…しかし生きることを諦めなかった

感動

今回紹介するお話は、保護団体『Stray Rescue of St. Louis』の設立者であるランディ・グリムさんが「特にひどい虐待事案だった」と語るシェパード犬。シェップの物語です。あまりの虐待行為の残酷さ、そして犬の生命力の強さが語られました。

過去最悪とも言われた動物虐待事案

保護団体『Stray Rescue of St. Louis』の設立者であるランディ・グリムさんが「アメリカ国内で見てきた動物虐待事案の中でも最もひどいケース」と語ったのは、今回紹介するシェパード犬。シェップのお話です。

出典:https://youtu.be/WooUQ3s1D7A

シェップを救出した時、保護団体のメンバーが見たのは、首や背中、そして直腸付近に銃弾を受けた姿でした。動物の虐待で見かけるBB弾が使用されたのではと考えられています。

また、虐待の痕跡はこれだけではありませんでした。なんと肛門から直腸にかけて、ものが無理やり押し込まれたような外傷が残されていたというのです。人間の所業とは思えない、あまりに残酷すぎる虐待行為の痕跡に言葉がありません。

出典:https://youtu.be/WooUQ3s1D7A

その結果、シェップは発見時、全身が麻痺してまったく動けず、瀕死の状態だったと言います。担当した医師も今まで見たことないほどひどいケースに「安楽死させてあげたほうがいいのでは」と思わず提案してしまったほどだったと言います。

シェップの生きる力を信じて

あまりにひどい状態だったため、治療をしてもどこまで回復できるかわからない状態でした。しかし、その場にいた保護団体の方々はシェップの生きる力を信じて治療を開始することに。

出典:https://youtu.be/WooUQ3s1D7A

治療を開始するにあたって、皆の目標はシェップを孤独にしないこと、そして外出できるようになることが最終目標になりました。

全身が麻痺してしまっているため、移動はワゴンで行います。この時、すでに頭を自力で持ち上げられるようになっているため、少し回復していることがわかります。シェップの「生きたい」という強い意思を感じます。

出典:https://youtu.be/WooUQ3s1D7A

次の場面では、すでに晴れた日のお庭でゆったりと日光浴を楽しむシェップの姿が!同じ敷地内で暮らしているフレンドリーなわんちゃんは、自分のお尻を近づけてシェップに匂いを嗅がせてあげています。素敵な友情が生まれた瞬間です♡

よく見ると、新しくできた友達の匂いを嗅いでいるシェップの尻尾は嬉しそうにブンブンと左右に揺れています。シェップもとても喜んでいるようですね。

出典:https://youtu.be/WooUQ3s1D7A

その後、シェップは類稀なる精神力と「生きたい」という強い意思によって、スタッフたちも驚く回復力を見せてくれました!

なんと補助ありで前足を使って移動することができるようになり、さらには補助をなくした状態でも自力でピョンピョンと前足を使って移動することができるまでに!!

実際、シェップを引き取ったビルさんも「こんなに意志の強い犬を初めて見た」と証言しているほどです。

その後も水中マシンを使った機能回復訓練に積極的に取り組むシェップ。こちらが驚くほど頑張ってトレーニングに励んでいます。努力しているシェップの姿に脱帽ですね。

その後

引き取ったビルさんのご自宅で、先住犬であるシェパード2匹とも打ち解け、今では楽しく暮らしているシェップ。なんと他の2匹の犬と遊びまわったり、お散歩に行けるようになったりと、引き取られた後も驚くべき回復力を見せています。

今回の虐待事案は、通常の人間では考えもつかないようなひどい虐待行為が世界には起こっているという恐ろしい状況を改めて認識させるものでした。しかし、こうした恐ろしい経験をしても「生きたい」という強い意志を持つ犬もいることも忘れてはいけません。

※こちらの記事は動画配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Stray Rescue of St. Louis

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Comment

  1. 菊池清子

    動物虐待なんか本当にあってはならない事!虐待をした者には重い罪を与えてほしい!シエップの姿に涙が出てきました。団体の皆さん、本当にありがとうございます。