ある日、RSPCA (英国王立動物虐待防止協会)のクリニックに搬送されてきた猫は、自動車にはねられたことにより、頭に強い衝撃を受ける重要を追っていました。大手術を受けることになった茶トラ猫に、新たな出会いが訪れます。
自動車にはねられ重傷を負った茶トラ猫「ビリー」
ある日、RSPCA (英国王立動物虐待防止協会)のクリニックに、大怪我を負った茶トラ猫が搬送されてきました。どうやら自動車にはねられた時に頭に強い衝撃を受けてしまったらしく、一目見ただけで危ない状況だとわかるほどだったと言います。

出典:https://youtu.be/7481S_noKXg
オーストラリア・ニューサウスウェールズにあるRSPCA (英国王立動物虐待防止協会)のクリニックに搬送されてきた茶トラ猫。ビリーは、搬送時、両目の眼球が強い衝撃によって本来あるべき正しい位置から外れ、頭蓋骨の穴から飛び出してしまっていたと言います。
また、強い衝撃を受けたことで、あごも骨折していた状態だったため、すぐに手術が行われることに。
幸い、一命は取り留めたものの、両目は摘出され失明してしまったビリー。しかし、ビリーは驚きの回復力を見せます。目は見えないものの、目が見えない状況に少しずつ適応し、徐々に慣れていったのです。

出典:https://youtu.be/7481S_noKXg
最初は狭い空間で餌やトイレを自力で見つけられるようになるトレーニングを受けていたビリー。目が見えない状況に慣れ、自分で餌やトイレを見つけて実行できるようになったことで、より大きなケージへと移ることもできました!
体重も少しずつ増えていったことで、しばらくの間、クリニックの中で快適に過ごすことができたと言います。

出典:https://youtu.be/7481S_noKXg
ビリーの適応力を見て、担当していたジェフリー先生も「室内で猫が周囲の環境を把握できる状態を整えられるのであれば、目が見えない状態でも快適に暮らしていけるだろう」と診断を出しています。
こうしてビリーの里親探しが開始されたのです。
すぐに里親が見つかり新しいお家へ♪

出典:https://youtu.be/7481S_noKXg
ビリーが回復してから6週間後、なんと早くも新しい里親さんが見つかりました!カレンさんとビルさんというご夫妻が新しい里親さんになってくれるそうです。
引き取られた後は、ビリーの様子をスカイプを通して報告してくれることも。スカイプの画面に映るビリーは、のんびりリラックスしているように見えます♡
現在、ご夫妻はアパートに住んでいるため、以前は犬を飼っていたと言いますが、猫を飼いたいと思っていたそうです。カレンさんは先住犬が亡くなり、ずっと寂しい思いをしていたのだとか。
そんな時、出会ったのがビリーだったのです。ビリーを迎えることに決め、カレンさんは「初めて会った時からとても気に入っていた」と言います。何か運命のようなものを感じていたのかもしれませんね!
しかし、夫であるビルさんは当初、少々反対だったと言います。ビリーが家に来てから2〜3日は不機嫌だったというビルさんですが、今ではとても可愛らしいビリーはすっかり家族の一員であると語っています。

出典:https://youtu.be/7481S_noKXg
ご夫妻のおうちにやってくるお孫さんとも仲良く遊んでいるようです。
最近はお孫さんがビリーをベビーカーに乗せてあげたところ、ビリーはそのベビーカーがとても気に入ったようで、その後もなんどもベビーカーに乗り、降りようとしなかったのだとか!
とても可愛らしい一面を見せてくれているビリーに、カレンさん、ビルさん、そしてお孫さんもメロメロ♪カレンさんはビリーのことを「完璧な猫だわ!」と言っています。
交通事故に遭ってしまい、両目を失ってしまったビリー。しかし、回復したことで素敵な里親さんに出会うことができました♡
ぜひビリーの現在の姿は、動画をご覧になってくださいね!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA NSW
RSPCA NSW
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