リードをオーディンの首元にかけると、特に警戒したり逃げたり嫌がったりする様子を見せず受け入れています。ここまで無反応だと、過去にいったい何があったのか気になります。
その場を離れて車へと連れて行こうとすると、それには少し抵抗を見せるオーディン。ここに留まっていたい理由があるのでしょうか。頑なにその場を動こうとせず、一点をジッと見つめています。
動く様子を見せないため、その場に保護用のケージを持ってきてケージの中に入ってもらうことにしました。ケージの中に入ることも抵抗を見せるオーディンですが、吠えたり攻撃的な態度を見せる様子はありません。
最後に男性スタッフがお尻を押してケージの中へと入れようとすると、なんと顔にオナラをされてしまいました!周囲のスタッフもこれにはちょっぴり笑ってしまっています!
オーディンを保護し病院へと連れ帰るスタッフたち
兎にも角にも、オーディンの保護は無事に完了しました。車の中でマイクロチップが埋め込まれているか調べると、埋め込まれていないことが判明。やはり正真正銘の野良犬だったようです。では、なぜあんなにも無反応なのでしょうか。
病院であらゆる検査をした結果、特別な病気や怪我は見当たらず健康だったようです。これには一安心ですね!
また、去勢手術や必要なワクチン接種、さらにマイクロチップの埋め込み処置が施され、オーディンのケアは完了です。病院に着く頃には、オーディンにちょっぴり笑顔を見られ、先ほどの無反応さが改善されたように見えます。
もしかすると、暑さなどによって想像以上に体力を消耗していたのかもしれません。
その後
オーディンはその後、一時預かり施設によって、生涯の家族となる里親さんを見つけてもらえました!後日、オーディンの様子を見に行くと、保護時とは打って変わって、とても元気にはしゃぐオーディンの姿が!本来はこんなにもアクティブでお茶目なわんちゃんだったのですね!
オーディンの保護活動や里親さんに引き取られた後の姿は、ぜひ動画でご覧ください。動画を見ることは、保護支援活動につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
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