猫の船乗りとして有名になった「サイモン」はイギリスで勲章までもらうほどの有名猫

なるほど

船乗りのサイモン。香港からイギリスまで航海し、立派にその職務を全うしました。途中命に係わる大怪我をしましたが、奇跡的に回復し、仕事に復帰。船中の誰からも愛されるマスコット的存在の彼は、猫です。

サイモンは世界初?の猫の船乗り

出典:https://youtu.be/iq7BMGbThHk

長靴を履いた猫では無く、船乗りになった猫のサイモン。香港の造船所でウロウロしていた栄養失調の子猫が、イギリス海軍に拾われ、その任務を遂行しました。

と言っても、実際銃を持って戦った訳では無く、船内のネズミを退治したり、戦争で傷ついた兵士達の心を癒すアイドル的存在となったのです。ところが、彼にとって思いもかけない事件が勃発。

1949年、彼の乗船しているアメジスト号が中国軍の砲撃を受け、船長はじめ何人もの兵士が亡くなったのです。サイモンも重傷を負い、夜は超えられないと言われていたのが奇跡的に回復、その後も精力的にネズミを捕獲し、兵士達の士気を高める役目を果たしました。

彼の仕事に対する情熱は素晴らしく、捕獲したネズミの亡骸を船員達のベッドの上に置き去りにして、自分は船長の部屋で寝ると言う。猫の正道を行く行動で彼らを困らせたりもしていました。

イギリスで勲章もゲット

出典:https://youtu.be/iq7BMGbThHk

3か月後イギリスに帰国した時、サイモンは戦時中の功績を称えられ動物に与えられる勲章を受賞しました。歴代の受賞者の中では唯一の猫になります。

自分で志願して船に乗った訳ではありませんが、彼がいた事に因って多くの兵士達に殺伐とした戦いの中での安らぎを与えてくれたのは間違いありません。

メダルを受賞したことにより、彼は時の人ならぬ時の猫になり、たくさんのファンレターを受け取りましたが、字が読めず返信も出来ない彼の為に代筆する猫将校なる役職が設けられました。たった1匹の小さな猫ですが、その功績はとても大きなものです。

出典:https://www.thegreatcat.org/cats-in-the-20th-century-cats-in-war-simon/

アメジスト号のアイドルとなったサイモン。重傷を負いながらも奇跡的に回復した強運の持ち主の彼でしたが、帰国後、イギリスの動物検疫所に収容されてから、戦時中の怪我が起因で合併症を起こし僅か2才で亡くなりました。

ロンドンで執り行われた葬儀にはアメジスト号の乗組員数百人が参列し、棺は名誉あるユニオンジャックに覆われたと言われています。

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