動物愛護団体『PETA』のスタッフがようやく保護できた犬は、「クーパー」という名前の6年間鎖に繋がれネグレクトされ続けていた孤独な犬でした。しかし、保護した当夜、クーパーの大きな愛情とエネルギーを感じることができたのです!
鎖に繋がれ孤独の中で放置されていた犬
今回紹介する「クーパー」は、動物愛護団体『PETA』のスタッフが長い時間をかけて保護することができた孤独の中でネグレクトを受けていた犬です。
最初の映像に映し出されたクーパーは、スタッフさんに撫でられてとても嬉しそう!これは保護された当夜の映像だと言います。きっとネグレクトされ続けた6年間、強く愛情を欲していたのでしょう。
クーパーは、ある家の敷地内の一画に鎖で繋がれた状態でネグレクトを受けていました。お世話もされず、体はノミだらけの状態で脱毛が始まっていたと言います。
犬はもともと社交的な動物です。他の仲間とともに暮らし行動する動物なので、1匹で孤独に暮らしていくことはとてつもない苦痛だったと考えられます。
そのため、クーパーを心配しお世話にやってきていたPETAのスタッフがやってくると、とても嬉しそうに近寄ってきたと言います。ずっと誰かとコミュニケーションを取りたかったのでしょう。
こうしたネグレクトをする飼い主たちは、なぜか飼い犬を手放そうとしないと言います。自分たちではお世話をしないのに…理解に苦しみます。
長い時間をかけてクーパーの飼い主を説得したPETAのスタッフは、ようやくクーパーの保護に至りました。これでクーパーは孤独とはさよならです!
とにかく元気!エネルギッシュなクーパーの嬉しそうな姿
保護されたクーパーは、広々とした敷地内を自由に走り回り、新しい遊びをしたりと大はしゃぎ!ずっとこうして自由に動き回ったり、他の人や犬と一緒に楽しさを共有したりしたかったのでしょう。
クーパーの楽しそうに様子を見ていると、クーパーがどれだけ愛情に溢れておりエネルギッシュで明るい犬なのかがわかります。
クーパーをお世話しているスタッフは、クーパーに会った時から皮膚病を治してあげようと誓ったと言います。今ではとても元気に、回復しつつあるクーパーには、新しい友達もできました!
お部屋の中でだって元気いっぱい!とても快活に動き回っているクーパーを見ていると、自然の笑みがこぼれてしまいます。
最後に
PETAによると、犬には遊ぶ時間や仲間、そして愛情が必要だと言います。もともと群れで行動していた動物なので、現在でも他の犬や人と触れ合い、喜びや悲しみなどを共有できる仲間はとても重要な存在なのです。
こうしたネグレクトを受けた犬たちは、保護されることで新たな第二の素敵な人生を歩むチャンスを得ることができます。クーパーも素敵な里親さんに出会えますように!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)