「猫のことはそれほど好きではない」とずっと思っていた男性が、ある子猫との出会いで、一瞬で気持ちに変化が起きました。
愛猫家という自覚はない男性
ラリー・リッチーさんは自分のことをこれまで、猫愛好家だとは思ったことがありませんでした。先月、彼はガールフレンドと一緒に地元のSPCA(動物虐待防止協会)に足を運びました。
彼女は彼に、『子猫の里親になる気持ちはないか?』と何度も尋ねていました。その度に彼は『ない』と答えていました。しかし、その日出会った1匹の子猫が、彼の考え方を変えました。
男性の価値観を変えた子猫「ニルヴァーナ」
子猫の”ニルヴァーナ”は、生後2~3か月の時に兄弟たちと一緒に箱に入れられてシェルターの外に遺棄されていました。
シェルターのスタッフは、彼らに言いました。「この子は初めての人には緊張します。」と。しかし、ラリーたちが部屋に入ってくるなり、その常識は変わりました。
ラリーさん達が部屋に入るなり、ニルヴァーナは彼らの傍にいき、愛嬌を振りまき始めたのです。ニルヴァーナの性格を知っているスタッフたちは皆、驚きを隠せませんでした。
一番驚いたことは、そんなニルヴァーナの行動が、なんとラリーの猫に対する気持ちを一瞬で変えてしまったことです。
ラリーは『自分が猫愛好家ではないと思っていたことが勘違いだった』事に気が付きました。
運命の赤い糸で繋がれた一人と一匹は家族に
そして、ニルヴァーナは当然のごとく、彼らの家族になりました。
人と猫との相性は確かにあります。誰にもなつかない猫が、その人には不思議となつくこともあります。それがどうしてなのかは、誰にもわかりません。人間が一目惚れをするのと、多分、同じ現象ではないのでしょうか?
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