保護団体『HOPE FOR PAWS』は保護活動を終えて車で移動していたところ、歩道を歩いている汚れた犬を発見しました。飼い主の姿はなく、保護することに…。偶然から幸せに踏み出すことができた犬のストーリーをご覧ください。
偶然は必然であって偶然ではないのかもしれない
HOPE FOR PAWSが保護活動を終え車で移動していると、犬が一人で歩道を歩いているのを見かけます。
周りに飼い主の姿はなく、犬もずいぶんと汚れている様子…。
とりあえず保護するために、犬の後ろをゆっくりと追います。
車で先回りしたスタッフが犬に食べものをあげようとしますが…最初は恐る恐るで投げられた食べものしか食べてくれません。
しかし、よっぽどお腹が空いていたのか、警戒しながらもスタッフの手から食べてくれました。
犬を捕まえるためにワイヤーリードを地面に置き、食べもので誘導して捕まえることに成功。
犬は驚いて逃げようとするも、撫でられてすぐに落ち着きを取り戻し、布のリードも簡単にかけさせてくれました。
体が汚れていて一人で歩いていたからといって、この犬に飼い主がいないとは限りません。
近所の住民たちに犬に飼い主がいるか確認しましたが、みんながみんな野良犬だと言っていたため、連れて行くことにしました。
保護され幸せへと向かう
犬はとても落ち着いており、『プリンス・ハリー』と名前がつけられます。
そのまま病院に連れていかれたプリンス・ハリーは、体のチェックやシャンプーが行われました。
診察台の上では少し緊張していたようですが、おとなしく診察させてくれます。
この後、プリンス・ハリーは一時預かりの施設で里親さんを待つことに。
保護されてから6週間後のプリンス・ハリーです。
仲間の犬たちと一緒に遊んだり走ったり、べったりと人に甘えたり…。
たまたま保護団体が通りかかったことで、過酷な路上生活から一転、幸せに向かって動き出したプリンス・ハリーの犬生。
これから幸せに暮らしてほしいですね。
愛らしいプリンス・ハリーの姿を実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援につながります。
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