猫の保護活動を行う『NPOくすのき』さんの元にやってきたのは、両目を晴らし、右目はカサブタで完全に塞がれていた子猫でした。自力でごはんを食べることもできない子猫の命を救う…!
ぐったりしていたところを宅配便の人に助けられる

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真夏の暑い日。宅配便を配達している途中で道端にぐったりとしてうずくまる子猫を発見した男性は、すぐに動物病院に連れて行ってくれました。
連絡を受けて動物病院に向かったスタッフは、子猫の状態に啞然…。
子猫の両眼は腫れあがり、右目はかさぶたによって完全に塞がっていました。
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獣医師によると、感染症による目ヤニやタンパク質が眼球に付着することでカサブタが肥大し、カサブタによって眼球が圧迫されると徐々に眼球自体がなくなってしまい、この子猫の眼球はすでにないことがわかりました。
自力でごはんを食べる力すらない子猫に、シリンジでミルクを与えて命を繋ぐことに。
献身的なケアによって徐々に回復
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子猫を救うために献身的なケアが行われ、一時は生きるか死ぬかを彷徨っていた子猫は徐々に回復の兆しを見せてくれます。
腫れあがっていた両目も落ち着き、自力でごはんを食べれるようになるまでに。
奇跡ってあるんですね!あの桜王(ハルオウ)です。皆さんの応援のおかげです!一時命の危険もあり、食欲も無く人の力でミルクを飲ませていました。飛び出る位に炎症をおこしていた目も大分良くなりました。片目は取り戻せないけど、頑張って生き抜いて!きっと良い里親さんに巡り会えるよ❣️ pic.twitter.com/D9fM2G1JbQ
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) August 22, 2019
子猫は『桜王(ハルオウ)』と名付けられ、見違えるほど綺麗になりました。

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食欲も旺盛で、しっかりごはんを食べて、よく遊び、よく眠る…。もうここまでくれば安心ですね。
譲渡会の参加を計画

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子猫のうちに里親さんを探してあげようと譲渡会の参加を計画されていた桜王(ハルオウ)くんですが、思うように体調が安定せず、なかなか譲渡会に参加することができずにいました。
車に乗ることも苦手で、どんなに短い時間であっても鳴き続けてしまうことから、ストレスの負担を考えて近場で譲渡会が行われることを待ちます。
幸せを掴んだ桜王(ハルオウ)くん

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待ちに待った譲渡会で、桜王(ハルオウ)くんはすぐに里親希望の人に巡り会うことができました。
トライアルを経て正式に譲渡となり、これから幸せな猫生を送ることになります。
瀕死の状態で片目も失った桜王(ハルオウ)くんですが、永遠の家族がみつかり本当に良かった。
桜王(ハルオウ)くん、幸せに暮らしてね!
※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
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