狩猟シーズンが終わり『用済みとして捨てられた』500頭の猟犬と過ごした生活を撮影した写真家

悲しい

動物写真家のトラヴィス・パテナウドは、500頭以上の犬がいるセルビアの動物保護団体のシェルターに10日間滞在し、写真を撮った。

猟犬が保護されているシェルター

出典: https://www.boredpanda.com/shelter-500-dogs-galgos-podencos-rare-breeds-injuries-cruelty-spain-fbm-part-2-travis-patenaude/

私はシカゴを拠点に活躍している動物写真家のトラヴィス・パテナウドです。スペインのセルビアにある動物保護団体Fundacion Benjamin Mehnert (FBM)のシェルターに行きました。

そこには狩猟シーズンの後に捨てられた500頭以上の猟犬が保護されています。幸運にもシェルターに保護されたガルゴ(スパニッシュ・グレイハウンド)やポデンコ・アンダルースなどの写真をとるため、10日間滞在しました。

スタッフと犬とのほろ苦い別れ

出典: https://www.boredpanda.com/shelter-500-dogs-galgos-podencos-rare-breeds-injuries-cruelty-spain-fbm-part-2-travis-patenaude/

私がセルビアを去る朝、シェルターからドイツ、ベルギー、フランスに多くの犬が送られて行きました。名残を惜しむスタッフと犬の姿を写真に撮りました。

犬たちの世話をしてきたスタッフにとって、これが保護活動の締めくくりなのです。スタッフは犬たちが一生可愛がってもらえる温かい家庭を得て幸せになるのだということは承知していますが、馴染んだ犬たちに別れを告げるのは淋しいものなのでしょう。

私はセルビアからマドリードに戻り帰国の準備をしました。4頭のガルゴをシカゴに移送しようとしていました。

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帰国のフライトの前日、私はコロナの検査を受けなければならず、それが済むと一日中シェルターで撮った2500枚の写真をチェックして過ごしました。帰国する日に、ボランティアさんたちが空港まで犬を連れてきてくれました。

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出典: https://www.boredpanda.com/shelter-500-dogs-galgos-podencos-rare-breeds-injuries-cruelty-spain-fbm-part-2-travis-patenaude/

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