RSPCA (英国王立動物虐待防止協会) のサウスオーストラリア支部で保護されたのは、虐待によって前足を2本とも骨折していた小型犬でした。さらに酷いことに、虐待していた飼い主は、骨折していた彼女をそのまま放置していたのです。
虐待により前両足が骨折していた小型犬を救出

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rSdP7j3LPFI
RSPCA (英国王立動物虐待防止協会) のサウスオーストラリア支部は、オーストラリアン・テリアという小型犬の「チャーリー」を保護しました。保護された経緯については動画で詳しく触れられていませんが、保護当時、チャーリーは前足が2本とも折れていたというのです。
どうやらチャーリーは飼い主から虐待を受けていたようで、その時に前足を両方とも骨折してしまったと考えられます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rSdP7j3LPFI
さらに、その飼い主は骨折してしまったチャーリーを動物病院などに連れて行くこともせず、そのまま放置していたというのです。信じられません。
放置されていた時間は約1週間ほど。脱臼よりも痛みの強い骨折ですから、きっとチャーリーはかなり酷い苦痛を味わっていたはずです。1週間が経った頃に、何らかの情報網により、RSPCAの職員さんにより救出してもらえたようです。
骨折を治療するため手術を決行

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rSdP7j3LPFI
チャーリーは骨折していたため、手術が必要です。RSPCAは寄付金で賄われている非営利団体なので、そこからチャーリーの手術費用を捻出することができたようです。
手術は成功したものの、24時間は動かず安静にしていなければいけません。もしも動いてしまい、再び骨折してしまうと、もう足の再生は難しいと言われていたのです。
24時間監視体制でチャーリーが安静にし続けられるよう監視し、無事に再び骨折することなく回復することができました!よかったですね!あとは少しずつ足が元に戻るのを待つのみです。
一時預かりから本当の家族へ

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rSdP7j3LPFI
チャーリーは、まず一時預かりのお家に預けられることになりました。一時預かりの里親さん・ヘザーさんは、チャーリーがより回復できるよう、懸命にお世話してくれたと言います。
しかし、一時預かりとしてお世話をしている最中、虐待の光景がフラッシュバックしてしまうことがあったようで、その時のチャーリーの表情は見ていてとてもつらいものだったと言います。
いつか虐待されていた過去を忘れ、フラッシュバックにも悩まされることがなくなればいいのですが…そう簡単には消えてくれなさそうです。
そんなチャーリーとヘザーさんでしたが、なんとヘザーさんがチャーリーの新しい飼い主さんになってくれたとの報告が!これはチャーリーにとっても嬉しい結末ですね♪
最後に

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rSdP7j3LPFI
チャーリーが永遠のお家として迎えられたヘザーさんの家には、すでに先住犬がいます。現在は、チャーリーも先住犬たちと仲良く元気に遊びまわれるようになっていると言うことです。
動画にもチャーリーが楽しそうに遊んでいる様子が記録されています。今はまだ恐ろしい虐待の記憶がトラウマとして残っているかもしれません。しかし、ヘザーさんや他の先住犬たちに見守られながら、いつの日か、立ち直ることができることでしょう。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA South Australia
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