RSPCAの南オーストラリア支部が保護したのは、感染症を患い、左目がひどい潰瘍で開かなくなってしまった子猫でした。手術を受けて回復した後、トレバーには素敵な出会いが待っていたのです!
感染症で左目が開かなくなってしまった子猫を保護

出典:https://www.youtube.com/watch?v=UbHUBdnAFk4
RSPCAは左目が潰瘍で開かなくなってしまった子猫を保護しました。「トレバー」と名付けられたこの子猫は、「猫カリシウイルス感染症」にかかっており、治療されずに放置されていたため、重症化してしまったと考えられます。
「猫カリシウイルス感染症」にかかってしまうと、歯肉炎や口内炎といった症状を発症することが多いのですが、トレバーの場合は目に感染してしまったため、角膜潰瘍を引き起こしたと考えられます。
呼吸器上皮の炎症と肺炎の場合には滲出性から間質性肺炎となる。関節炎の場合は滑膜の肥厚と滑液の増量がある。加えて、慢性の歯肉炎や口内炎からも高頻度にFCVが検出されており、関連が疑われている。
手術後も寄り添ってくれた看護師アシュリーさんとの出会い

出典:https://www.youtube.com/watch?v=UbHUBdnAFk4
手術を受けることで回復したトレバー。そんなトレバーを見て、手術や術後にも寄り添い続けてくれたアシュリーさんは、里親になる決意をしてくれたのです。
正直、最初はトレバーを家族として迎え入れるとは思っていなかったというアシュリーさん。しかし、回復しつつあるトレバーが計画通り里親募集を開始するため、保護施設へ移されたその日の夜、どうしてもトレバーを手放したくないと思ったのだそう。
こうしてトレバーはアシュリーさんのお家の子となり、現在では驚くほどすばしっこく家中を走り回っているのだとか!左目は閉じたままですが、そんなこと気にさせないほど元気いっぱいなトレバー。アシュリーさんによれば、なんと悪戯っ子な性格なんですって!
最後に

出典:https://www.youtube.com/watch?v=UbHUBdnAFk4
トレバーは心優しい獣看護師のアシュリーさんに引き取られ、素敵な結末を迎えることができました。アシュリーさんは、保護団体に保護された動物が、治療や回復を経て、永遠のお家となる里親さんの元へ引き取られている過程を見守ることができる今の仕事をとても気に入っているのだと言います。
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