保護団体『HOPE FOR PAWS』の元に、ひどいケガをした犬がいるとの連絡が入りました。そこにいたのは、足先の一部が欠損し骨が見えていた犬。人に怯え極度に警戒する犬は人の愛を知り…。
人が怖い!犬に何があったのか…?

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iFJFbHBilyw
早朝、HOPE FOR PAWSは犬がいると教えてもらった場所に向かいました。
犬は人の気配を察知すると、威嚇するために吠えだします。

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用意してきた食べ物を投げながら少しずつ犬に近付くと、後ろの左足のつま先が欠損し、骨が見えているのがわかりました。
犬はお腹が空いていたのか、投げられた食べ物を夢中になって食べています。

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しかし、人が怖いようで、近くに行くと犬は後ずさり。
でもお腹は空いているため、目の前の食べ物を置いて逃げ出すことはできないようです。

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保護チームのロレータさんは、座って犬が自分から近寄ってきてくれるのを待つことにしました。
…45分が経った頃、犬はロレータさんの手から食べ物をもらいます。

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食べ物に夢中になっているところで、首筋を掴むことに成功!
犬は離れようともがき、悲鳴を上げながら何度もロレータさんを噛みますが、ロレータさんは離すことなく捕まえたままです。

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ワイヤーリードをかけると、引きちぎろうと必死に引っ張ります。
しかし、引きちぎれないとわかると諦めたのか、それとも保護メンバーたちの「助けたい」という気持ちが伝わったのか、徐々に落ち着きを取り戻しました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iFJFbHBilyw
撫でられることも受け入れ、抱っこをされても暴れることはありません。
「この人たちなら大丈夫」そう本能で悟ったのかもしれません。
犬は『ワシントン』と名付けられ、そのまま病院へ向かいます。

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ワシントンはとても愛らしい犬でした。
車の中でもご機嫌な様子を見せてくれていましたが、診察台の上でもしっぽを振って喜んでいるようです。
診察が終わるとベトベトに汚れていた毛をバリカンでさっぱりと剃られ、シャンプーをして綺麗にしてもらいます。

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レントゲンで足の状態を見ると、足先の欠損はありますが足の切断はしなくても大丈夫なことが判明!
手術も無事に終わりました。
喜びを全身で表すワシントン

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手術が終わり、首にはエリザベスカラー、前足には留置針、後ろ足には包帯が巻かれ、ワシントンは動きにくい状態であるのも関わらず、保護チームの姿を見ると嬉しくて大はしゃぎ!
お腹を見せて「撫でて~」と甘える様子まで。
ワシントンはもともと人が大好きだったのかもしれませんね。

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ワシントンは退院すると、一時預かり施設で永遠の家族を待つことになりました。
一緒に暮らすほかの犬たちと遊ぶ姿や、ロレータさんに甘える姿は胸が熱くなります。
どうして足先が欠損することになったのか、どうして一人であんなところで暮らしていたのか、どうして人を極度に怖がったのか…?
ワシントンは語ってはくれませんが、もう大丈夫。
これからは幸せになってほしいですね。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
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