インドの団体『Animal Aid Unlimited』の元に、排気ダクトから子猫の鳴き声が2日間も聞こえていると連絡があり、救助に乗り出します。現場となったのはレストランの排気ダクト。どうしてこんなところに子猫が入り込んだ…?
母猫を求め…2日間鳴き続けた子猫たち

出典:https://www.youtube.com/watch?v=f-KrDhk0NL8
連絡をくれたのは、レストランの従業員でした。
もう丸2日も子猫たちは鳴き続けているそうです。
スタッフが中を覗いて確認しますが、声は聞こえるものの姿を見ることはできません。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=f-KrDhk0NL8
そこでダクトの一部に穴をあけ、子猫たちを救出することに!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=f-KrDhk0NL8
ダクトを切除すると、とても小さい子猫の姿があります、

出典:https://www.youtube.com/watch?v=f-KrDhk0NL8
子猫は栄養が十分でなかったのか、やせ細っています。
それもそのはず、2日前までは母猫がいてミルクを与えていたのに、母猫が戻ってこなくて子猫たちは2日間飲まず食わずで過ごしていました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=f-KrDhk0NL8
次から次へと救出され、全部で5匹の子猫の姿が…!
そのうち2匹は低体温の状態で、命の危険があります。
子猫たちはすぐに施設に運ばれました、

出典:https://www.youtube.com/watch?v=f-KrDhk0NL8
子猫たちに栄養をつけてもらうためにも、スタッフたちはミルクを与えます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=f-KrDhk0NL8
献身的なケアによって、子猫たちは元気になっていきました。
子猫たちの母猫がどこに行ってしまったかはわかりませんが、インドでは猫は少なく、路上に戻してもまともな扱いをされることはないそうです。
そのため、猫はもちろん病気で助かる見込みのない動物は、Animal Aid Unlimitedの施設内で保護をし続けてお世話をしています。
毎月にかかる費用はとんでもない金額ですが、こうした地道な取り組みがインドの人の心に届き、動物を保護する気持ちを持ち始めているのだとか。
いつか世界中のすべての動物たちが、幸せに暮らせるようになるといいですね。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Aid Unlimited, India