世の中には頭で考えても解らないことがたくさんあります。じっくり考えれば理解も出来るのでしょうが、今日はそんな堅苦しい事は抜きにして、パット見、感性で感動していただける画像をご用意致しました。
美しい生き物たち
1.クジャク
マレーシアに実在する真っ白いクジャク。クジャクを漢字で書くと孔雀。本来羽の色は、紫、金、緑などで彩られた眼状紋が鮮やかに目を引きますが、このクジャクは突然変異によって誕生した貴重な1羽です。
古来から白い動物は、幸運の訪れを知らせると言われており、クジャクの持つスピリチュアル、愛、美、富をもたらすと合わせると、このクジャクを見たあなたには、何か良い事が訪れるかもしれませんね。
2.青い海
ペルシャ湾に打ち寄せる青い波。先の画像とは打って変わって、次は真っ青の世界です。これは、生物発光現象で、一部の植物プランクトンが光を放っているのです。
まるで夜空の星々が水辺に迷い込んだかのように、幻想的な情景を浮かび上がらせています。日本でもこの現象を見る事が出来ますが、諸条件が整わないと難しいようです。夜の青い海をご覧になりたい方は、「--海岸、赤潮」で検索されると不思議な世界に出会えるかもしれません。
3.たばこの煙
近年たばこを吸われる方も少なくなってきているそうですが、ここにまだ吸っている鳥がいました。えっこれは違うって?だって、同じように煙で輪っかを作っていますよ。
ハゴロモカラスのオスが仲間に呼びかけている映像ですが、凍てつく空気の中に彼の歌声が形として表現されています。とても情緒的な映像です。
4.グラスバタフライ
ガラスの様に透き通った羽をもった蝶、ツマジロスカシマダラです。ステンドグラスの様に華奢ではかない美しさを持っています。この蝶は飛行中に透明の羽で背景にカモフラージュすることで、敵から隠れているのです。なんと1日に19キロ位移動する珍しい蝶なのです。
見た目の美しさとは裏腹にこの蝶は、毒を持っていますのでくれぐれもご注意を。
5. お洒落なワニ
こちらのワニ君も先にご紹介したクジャク同様突然変異によって生まれたワニですが、ちょっと変わっているのがご覧の通り、全身真っ白では無く、白黒のまだら模様になっている点です。
このフロリダに住むアメリカアリゲーターのようなワニのブチ症は今まで報告されたことが無いそうです。簡単に言うと色素が無いのがアルビノで、色素が正常なのは白変種と分類されます。その違いは眼で判断できます。従ってこのワニは眼が通常の色なので白変種になります。
6.宝石のような輝き
鳥の世界では一応にしてオスがゴージャスですが、このカモ君。頭だけでは飽き足らず体中超ゴージャスに着飾っています。一年中こんな色をしている訳ではありません。あくまでも異性にもてたいが為の求愛行動なのです。
従って、普段は地味な色を着ていて、いざとなったら着飾る。それも自分のエネルギーを使わずに、光の反射を利用して緑色になるという。なんと省エネと節約家。
7.チョコレート猫
避妊去勢手術を受けたシャムネコちゃん。毛を剃った場所がなんと本来の色より濃くなってしまいました。元々手足は茶色なのですが。同じ剃るならもっとセンスの良い形にしてくれないと。これじゃあ恥ずかしくて外も歩けないと。
これは、シャムネコには良く見られる現象で、皮膚の冷たい領域のみが暗い毛皮を発達させます。その為、彼らの鼻、耳、足等は茶色になっているのです。猫の不思議ですね。
いかがでしたでしょうか?生命の不思議を見ていただきました。それぞれみんな一つの個性です。私達人間も自分を一つの個性として尊重して、他の生物たちと共存して行くこの美しい世界がいつまでも続く事を願ってやみません。
出典:https://www.boredpanda.com/fascinating-rarely-seen-things/