元の飼い主が放棄して保護施設にやってきた猫リリー。1年前に新しい飼い主に引き取られたものの、再度施設へ戻されてしまいました。いまリリーは減量に取り組みながら、幸せな家庭を夢見ているところです。
何度も飼育放棄されたリリー
これまで複数の飼い主が飼育を放棄して、保護施設へ何度も戻されてしまった猫のリリー。いまリリーは、今度こそ幸せな家庭にもらわれて、飼い主の協力で減量に取り組みながら楽しく暮らせるよう望んでいるのです。

出典:https://www.lovemeow.com/cat-shelter-family-willing-help-2656064321.html
リリーは3、4歳のときにカナダのオンタリオにある「ハミルトン動物管理事務所」に収容されました。動物保護団体「ソルティ―・アニマル・レスキュー」を創設したケイトリンさんとカーリーさんが、この猫を受け入れて保護したのです。
「トイレ以外の場所に尿をするので、当初の飼い主が飼育放棄したのです。同居猫からいじめられていたためではないか、とその飼い主は考えていました」と同団体は説明しています。
はじめリリーは臆病なようすでしたが、いったん施設の環境に落ち着くと、ボランティアにもなついて甘えるようになりました。その後新しい飼い主が見つかって引き取られていきましたが、1年後にまた施設へ戻ってきてしまったのです。
トイレの粗相が原因

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「トイレの粗相はまだ続いていました。そのため今度の飼い主は『別の家庭のほうがいいかも』と差し戻してきたのです。残念なことですが、トイレの問題行動が飼育放棄のもっとも多い理由なのです」
「リリーは5歳になりました。再度引き取り先を探しているところです。愛情あふれるよい家庭を与えてあげたいのです」
甘えっ子でかわいいリリー

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リリーはとても気安い猫で、あちこち歩いて家族を見つけるとお腹を見せて寝ころび、「なでてほしい」とせがみます。人間を独り占めしたいタイプなので、同居の動物がいない家庭が望ましいでしょう。リリーのことを理解してくれて、長い目で見て支えてくれる家族を求めているのです。
「ときどき三毛猫特有の気分屋の性格を示しますが、環境に慣れてしまえばすごくかわいらしい猫なのです」
「のんびりした室内猫生活にはぴったりです。毛布をフミフミしたり、飼い主のそばで横たわってなでてもらうのを待ち構えていたりするような猫です」

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リリーは静かな環境でリラックスして過ごし、ときどき柔らかい毛布をフミフミするのが好きなのです。そしてゴロゴロと楽しそうに音をたてて、人間の膝にのったりしながらのんびり午後を過ごすのがお気に入りです。人間のそばでコンピューターの画面に写る鳥の映像を見るのも、大好きな娯楽です。
減量にチャレンジ中

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同団体では、トイレの問題行動も試行錯誤をへながら解決していくものと考えています。
「リリーは肥満状態ですが、ここに滞在中、少し体重を減らせればと考えています。減量することで、トイレの問題行動も少なくなるかもしれません」
これまで何度も施設に戻されたため、今度こそはよい家庭にめぐり合いたいと、リリーも意欲満々です

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「問題行動を含めて、リリーのあるがままを受け入れてくださる家庭を見つけてあげたいと思っています。本当に猫らしい猫なんです」
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