初代ポチが亡くなった後、寂しさを感じていたポチパパさんの元に「アメリカンピットブルテリアのような犬が警察署に保護されている」という情報が入りました。以前からアメリカンピットブルテリアを迎えたいと考えていたポチパパさんは、すぐに警察署へと向かいます。
元『噛まれ犬』だったアメリカンスタッフォードシャーテリア

出典:https://www.youtube.com/watch?v=tLE53cYarak
大阪府富田林市で保護犬シェルターと犬の問題行動を改善するリハビリトレーニングセンターを運営しているポチパパさん。初代『ポチ』が亡くなり、寂しさを感じていたポチパパさんの元に「アメリカンピットブルテリアのような犬が警察署に保護されている」という連絡が入ります。
実際に警察署に行ってみると、そこにいたのはアメリカンピットブルテリアではなく、アメリカンスタッフォードシャーテリアでした。しかし、その違い以上にポチパパさんが気になったのは、体に無数の傷があったことです。
どうやら違法とされている闘犬の『咬ませ犬』にされていたと考えられるアメリカンスタッフォードシャーテリア。ポチパパさんは、この子を2代目ポチとして引き取ることにしました。
しかし、元々咬ませ犬として扱われてきたアメリカンスタッフォードシャーテリアは、基本的なしつけも行われていません。そのため、家に連れ帰るだけでも一苦労だったと言います。
家に連れ帰った後の教育も大変
しつけもされず、咬ませ犬としてまともな扱いも受けて来なかったと推測される2代目ポチ。
ポチパパさんが連れ帰ると、力のあるアメリカンスタッフォードシャーテリアの2代目ポチは、いとも簡単にクレートを破壊!さらにリードを噛みちぎるなどの暴挙に出るため、しつけも一苦労だったと言います。
しかし、そこは多くの問題行動を抱えた犬を改善して来たポチパパさん。しっかり2代目ポチと向き合い、時間をかけて信頼を得て、今では最高の相棒となっています。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=twsa2P8cAbA
実は、現在2代目ポチは、施設へとやって来た保護犬たちのリハビリサポートを担っていたり、時にはピットブル兄弟の教育係まで担っていると言います。
動画でも実際にピットブルたちを自ら教育するような行動が見られ、ポチパパさんはピットブルたちの甘噛みがなくなったのは、2代目ポチのおかげかもしれないとまで言っています。
ポチパパさんによると、アメリカンスタッフォードシャーテリアは、真摯に向き合い一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、強い信頼関係が生まれ、飼い主に対して従順な振る舞いをするようになるのだそう。2代目ポチは、その言葉通り、ポチパパさんに強い信頼を寄せていることがわかります。
小さな子どもに対して優しさを見せる場面も多い

出典:https://www.youtube.com/watch?v=2fD-w23Krc4
アメリカンスタッフォードシャーテリアをはじめとした闘犬種は、小さな子どもに対して優しさを見せるという特徴を持ち合わせているとポチパパさんは言います。
実際、ポチパパさんと一緒に保護活動を行っている高木さんの娘さんとも仲良く接しており、心優しく従順な一面をのぞかせています。
元闘犬の咬ませ犬として扱われて来た2代目ポチですが、ポチパパさんの深い愛情を注がれ、今ではすっかり穏やかな表情を見せるようになりました!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=2fD-w23Krc4
違法でもあり犬を傷つける行為しかない『闘犬』というシステムは、絶対に許されない行為です。その闘犬の咬ませ犬として、酷い扱いを受ける犬もいるのです。
しかし、そんな人間から酷い仕打ちを受けた犬であっても、ポチパパさんのように深い愛情を注がれ、しっかりと向き合ってもらうことで、こうした素晴らしい相棒犬として成長することができます。どんな犬でも愛情をかけて長い時間向き合えば、家庭犬として絆を育むことができるということを教えてくれるストーリーでした。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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