猫を保護していた方が、ある日突然交通事故に遭い帰らぬ人となってしまいました。すると、その連絡がすぐさまゴエママさんの元にやってきたのです。それは生前、猫たちを保護していた方が猫のためにとある計らいをしていたからでした。
保護猫活動を通して交流していた知人の突然の死

出典:https://www.pet-home.jp/cats/tokyo/pn282860/
ある日、保護猫活動をしているゴエママさんの元に、かねてより交流のあった保護猫活動仲間の知人が交通事故に遭ったという一方が届きました。すぐに病院へと駆けつけましたが、その方は重体で話すことができない状態のまま帰らぬ人となってしまったのです。
なぜこんなにも早くゴエママさんの元に連絡が届いたのでしょうか。実は、亡くなった知人は、自身の保険証の裏に「家に猫がいます。もし、私に何かあったら●●さんに頼んで、猫のことをお願いします」とゴエママさんの名前を残していたのです。
それは、愛する猫たちがもしも自分に何かあっても救われるように、という猫を愛する優しい気持ちから出た行動でした。保護活動をしていた方だったため、もしものことを考えて行動していたのですね。
知人に信頼されていたゴエママさんは、知人の気持ちを受け取り、知人が保護していた猫の中から「あさみ」と「ふうと」という兄弟猫を一時的に預かることにしました。知人は総勢30匹ほどの猫を保護していたため、他の猫たちは一時預かりをしているボランティアさんのお宅へと引き渡すことに。
元々野良猫だった「あさみ」と「ふうと」

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元々野良猫として過ごしていたあさみとふうとは、帰らぬ人となった知人の愛情を受け、人のことが大好きになったと言います。きっと知人の元で素敵な暮らしをしていたのだと思われます。しかし、そんな保護主が突然いなくなり、きっと2匹も大きな戸惑いと寂しさを感じていたに違いありません。
最初は戸惑った様子を見せていた2匹も、少しずつ引越し先の環境に慣れてきました。すると、兄弟猫の2匹の性格の違いが見えてきたとゴエママさんは言います。
甘えん坊のあさみ君

出典:https://www.pet-home.jp/cats/ibaraki/pn310842/
「あさみ」はとにかく人間が大好きな甘えん坊♪保護主が座るとすぐに「抱っこ〜」とやってきて寄り添ってくるのだとか!
また、FIV(エイズ)キャリアのあさみ君ですが、ストレスのない生活環境で過ごしていれば、発症することはなく生涯問題なく過ごすことができるのだそうです。その他の健康状態も問題なく、好き嫌いもないとのこと。元の保護主だった知人のケアが素晴らしかったのでしょう。
リーダー的存在感を持つふうと君

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そして「ふうと」はとても穏やかな平和主義者です。他の猫たちに挑戦を挑まれても、スッとその場を離れるゴエママさん曰く「リーダー的存在」の猫だそう。
お世話も嫌がることなく受けてくれるふうと君は、あさみ君と同じくFIV(エイズ)キャリアらしいですが、やはりふうと君も同じように問題なく過ごすことができるのだそうです。
最後に

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突然保護主を失った2匹、そして他の保護猫たちでしたが、保護主の生前の計らいにより、問題なく他の方へと引き渡されていきました。命が救われたのも、生前に「もしも」を考えて行動していた方のおかげです。この後、里親探しが始まったという2匹。生前の保護主さんのように素敵な里親さんのご家庭に迎えられますように!
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