『生ごみ』としてゴミ袋に入れられて捨てられる子猫たち。毎年のように子猫を捨てる飼い主の正体は?

悲しい

ニューヨークのアパートのゴミ捨て場に、輪ゴムで結ばれ生ゴミとして捨てられていた子猫たちはへその緒が付いたままでした。

生ゴミの袋の中から聞こえてきた子猫の声

ニューヨークのアパートで暮らしていた女性は、子猫の鳴き声で目を覚ましました。

いつまでたっても鳴きやまぬ子猫に、捨て猫なのかと思った女性は子猫を探し始めます。

そして…子猫の鳴き声はアパートの共同ゴミ箱の中から聞こえてくる事に気づき、すぐにゴミ箱の蓋を開けるも、子猫の姿はありません。

女性はゴミ袋を1つ1つ取り出していくと、そのうちの1つから子猫の鳴き声が…。

袋を開けてみると、そこにはまだ目も開いていないへその緒がついた2匹の子猫が、輪ゴムで結ばれ生ゴミと一緒に捨てられていたのです。

子猫

女性の住んでいるアパートはペット厳禁でしたが、そのままにしておくわけにはいかず2匹を部屋に連れ帰りました。

タオルにくるまる子猫

女性はこれまでも捨て猫を保護して一緒に暮らしてきましたが、生まれたばかりの子猫のお世話をしたことはなく、猫好きの友人に相談をしました。

その友人には子猫を育てた経験がある知人がおり、電話をして事情を話すと2週間子猫たちのお世話することを即座に承知してくれたのです。

女性は友人と、すぐにお世話をしてくれる人の元へ子猫を連れて行きます。

ミルクを飲む子猫

そして2週間後…。

お世話をしてくれた人は、子猫の授乳の仕方や排尿、排便の促し方を女性に教えてくれました。

女性は教えてもらった通り、子猫たちに2時間おきのミルクを与えます。

箱の上の猫

女性の献身的なケアもあり、子猫たちは無事に成長することができました。

子猫は『ジュリ』と『イブ』と名前をつけてもらい、女性に家族として迎えられたのです。

猫

女性の住むアパートはペット厳禁でしたが、子猫たちを保護する数か月前、女性はダンボールに入れて公園に捨てられていた子猫『メアリー』を保護してこっそりと暮らしていました。

3匹の猫

そこにジュリとイブが加わり、女性は3匹の猫と暮らし始めました。

1年後…再びゴミ箱で子猫を発見

ミルクを飲む猫

1年が過ぎた頃、再びゴミ箱から子猫の鳴き声がしました。

ゴミ袋の中に、まだ目も開いていないへその緒がついた2匹の子猫が、輪ゴムで結ばれ生ゴミと一緒に捨てられているという信じられないことが…。

女性は最初の子猫たちを保護する数か月前にこのアパートに引っ越してきたばかり。

1年後に再びまったく同じ出来事が起こり、女性はもしかしたらそれまでも毎年子猫が捨てられていたのではないかと考えました。

黒猫

女性は2匹の子猫を保護し、3匹だった猫は5匹になりました。

しかし、これからも毎年このようなことがあっては保護をすることも難しくなります。

このアパートに越してきて1年ちょっと。この頃には、誰が毎年子猫を捨てていたのか真相がわかり始めました。

子猫を捨てていたのは、同じアパートに住む大家である中国人家族だったのです。

この話は25年以上前のこと。その当時の中国や日本では飼い猫が子猫を産んでも、いらなければ平気で捨てていた時代です。

中国人家族に悪気はないにしろ、これからも毎年こういったことが繰り返されることがないようにしなければいけません。

女性はアニマルポリスの権限を持つASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)に通報することにしました。

通報を受けてすぐに、パトカーそっくりの車に乗った制服姿の職員たちが駆け付け、中国人家族に厳重注意をしました。

アメリカではペットに関する規則が厳しく、何度も繰り返すと処罰の対象となります。

これで中国人家族も子猫を捨てることはいけないことだとわかってくれたでしょう。

5匹の猫

その後女性は5匹の猫たちのために広いアパートに引っ越したため、中国人家族が子猫を捨てることがなくなったかまではわかりません。

しかし、引っ越した先はそのアパートと同じ通りにあり、毎日のように前を通っていた女性は子猫の鳴き声を聞くことはなかったと言います。

そして、「大家さんは飼い猫の避妊手術をしてくれたのだと信じたいです」と。

女性に保護された猫たちは幸せに暮らし、猫生を終えて虹の橋に旅立ちました。

2匹の猫

それからまた年月は経ち、現在女性は日本に戻ってきましたが、ニューヨークで保護した猫も一緒に海を渡ってきました。

猫は所有物ではありません。命ある生きものです。『猫を飼う』と言うことは命を預かること。

猫は飼い主を選ぶことができないからこそ、飼い主となる人が愛情をもって最期の時まで寄り添ってあげることを忘れてはいけませんね。

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