76歳のウィリーさんは毎日屑鉄を集めて販売し野良猫たちを世話する生活を、22年間続けています。これを知った女性がネットで寄付を募ると、世界中から約30万ドル(3千万円超)が寄せられました。
地域の野良猫を支えて

出典:https://www.wtvideo.com/video/30071/a-76-year-old-man-feeds-stray-kittens-in-his-neighborhood-by-selling-scrap-metal-all-day
米国に住む76歳の男性は、毎日屑鉄を集めて販売したお金で、近所の野良猫たちの世話を長年続けています。
苦境にあって困っている生き物を目にすると、すぐに何か行動して救ってあげたいと思うのがふつうの人間です。ウィリー・オーティスさんも同じです。
彼は米国コネチカット州ハートフォードに住む76歳ですが、地域の野良猫たちに必要な援助を行うため、毎日屑鉄を集めて販売し、資金をかせいでいるのです。その活動はもう22年間も続いているというから驚きです。

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水や餌のほか、必要な医療や治療を野良猫たちに与えるため、ウィリーさんは毎日屑鉄を集めて販売しています。医療には不幸な野良猫をこれ以上増やさないように行う、避妊・去勢手術も含まれます。
仕事から戻っても、家でのんびりなどしません。地域を回って野良猫たちに固形の餌とイワシを与え、空腹を満たしてあげるのです。
多くの人々から寄付が

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ある女性が彼の無私の活動に感銘して、ウェブサイト「ゴー・ファンド・ミー」で寄付を募りました。猫たちの餌代や医療費のためです。その結果、現在のところ世界中から29万5000ドルもの寄付金が集まっているそうです。
ウィリーさんはいいます。
「どうして毎日餌をやるのか、餌を与えすぎではないか、という声もあります。でも野良猫の生活は厳しいものです。たいていの猫たちは24時間に1度しか食事できない状況なのです」

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寄付金のおかげで、ウィリーさんは野良猫の餌代のために日中に屑鉄を集めて働いたり、自分の生活費を割いて充てたりする必要がなくなりました。でも彼の活動は衷心からくるもので、決してこれを負担に感じたことはないそうです。それでもウィリーさんは、寄付を寄せてくれた人々にとても感謝しています。
ウィリーさん、すばらしい活動をありがとう!
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