福井県にある譲渡型保護猫カフェ『しあわせにゃん家』さん。今回紹介する保護ストーリーは、なんと山の中に1匹でさまよっていたという子猫のお話です。しかしこの時、しあわせにゃん家さんも3日連続で猫の保護が続いており、手いっぱいの状態でした。
なぜ?山で1匹さまよっていた子猫

出典:https://www.youtube.com/watch?v=i_3osV-TNAs
「山道に子猫が1匹でいる」という驚きの連絡が入ったのは、福井県で譲渡型保護猫カフェを運営している『しあわせにゃん家』さんです。いったいなぜ山道に小さな子猫が1匹だけでさまよっていたのでしょうか。不思議です。
まだ小さな子猫が山道で1匹という状況は、想像以上に過酷です。自分で餌を確保することができない子猫、体温調節も上手くできないであろう子猫にとって、この状況が続いてしまうと命を落としてしまう可能性はとても高いのです。
しあわせにゃん家さんも子猫を保護して助けてあげたい気持ちは山々です。しかしこの時、なんと猫の保護が3日連続で続いていたため、しあわせにゃん家さんの保護施設も手いっぱいの状態だったのです。
しかし子猫が餓死寸前の状態という話を聞いて、そのまま放っておくことはできません。
そこで、保護を依頼してくださった方に「最初の医療費だけでもお願いできますか」とお願いしたところ、快く承諾してくださったということです。とてもお優しい保護主さんで良かったです!
医療費を負担していただけるということで、しあわせにゃん家さんも大変ではありますが子猫を引き取ることにしました。保護には金銭的な問題も含まれるので、簡単に全ての猫を引き取ることは難しいのです。
保護された子猫…元飼い猫だった可能性も

出典:https://www.youtube.com/watch?v=i_3osV-TNAs
こうしてしあわせにゃん家さんに引き取られることになった子猫。施設にやってきてごはんを与えてみると、パクパクと勢いよく食べてくれました♡
ごはんを食べている時「ニャムニャム」というように、ついつい声が出てしまう子猫。とても可愛らしい光景に思わずほっこりしてしまいます。
まるで「美味しい美味しい」と言っているかのように、ごはんをパクパクと勢いよく口の中に入れていく子猫を見ていると、よほどお腹が空いていたのでしょうか。可愛らしさと同時にちょっぴり切なさを感じます。
どれほど長い間、山の中で1匹だったのでしょうか。きっと心細く怖かったことでしょう。しあわせにゃん家さんも「もう大丈夫。あったかい場所で安心して眠ろうね」と優しい言葉をかけてあげています。
元飼い猫だった可能性も浮上

出典:https://www.youtube.com/watch?v=i_3osV-TNAs
しかし、こちらの子猫。山の中でさまよっていた割には、毛並みもツヤツヤしており、野良猫に多い虫の付着もとても少ないのです。また、山の中をさまよっていたとは言え、子猫なので餌を確保することもできないはずなのですが、その割にはガリガリでもありません。
こうした様子を考慮してみると、もしかすると元は飼い猫だった可能性も浮上してきます。
もしもそうだった場合、こんなに小さな子猫をなぜ山道に捨てたのでしょうか。飼い猫が多くの子猫を生んでしまい、育てられないと思い捨ててしまったのでしょうか。許せません。
また、もしもこの子がそのような状況で捨てられていた場合、他の兄弟はどうしたのでしょうか。もしかすると、まだ山の中をさまよっている子がいるのかもしれません。もしくは、既に亡くなっているという最悪の状況も考えられます。
しかし、その他の子猫の目撃情報は入ってこないため、真相はわからないままです。
とても可愛らしい様子を見せてくれる子猫

出典:https://www.youtube.com/watch?v=i_3osV-TNAs
保護2日目に入ると、子猫は排泄する様子も見られるように。この日は間違えてベッドにうんちをしちゃったのだそうです。しあわせにゃん家さんとしては特に問題はないのですが、可愛らしいことに「違うの違うの!」というように訴えかける子猫。
「大丈夫。少しずつトイレも覚えていけばいいのよ」という気持ちを込めて、優しく接するしあわせにゃん家さん。
その後も「シャーッ」と猫特有の威嚇する様子を見られますが、ナデナデされると気持ち良いのでしょうか。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=i_3osV-TNAs
とろんとした表情になり、そのままゴロゴロと喉を鳴らす様子も♡
そのままゴロンと横になってしまう様子もとても愛らしいですね!人懐っこい子猫なのかもしれません。
まとめ

出典:https://www.youtube.com/watch?v=i_3osV-TNAs
山道で発見された子猫。今回は、優しい保護主さんの医療費負担ということもあり、手いっぱいな状況でしたが、しあわせにゃん家さんの元で保護することができました。猫を1匹保護するには、医療費やお世話にかかる費用など、多くの費用がかかります。簡単なことではないのです。
また、子猫の状態を見るに、元々飼い猫だった可能性も浮上しています。もしもそうだったとしたら、こんなに小さな子猫を山道に放ってしまうなんて、許されない行為です。
一度家族として迎えた子猫、あるいは飼い猫が出産した子猫は、責任を持って最期まで育てるか、あるいは知人に譲渡するなど正しい方法を取ってほしいものです。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
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