3歩足の野良猫は世話主の死去で姿を消した…その数年後、再び元の家に戻り幸せになる!

感動

野良猫バビーはボイドさんの家族になりました。でも彼の死後は行方不明になってしまい、再び近隣に現われたのは7年後。保護施設で出会ったサラさんに引き取られ、バビーは再度幸せな家庭を見つけることができました。

3歩足の猫バビー

写真の茶トラ猫は、バビーといいます。まず気づくのは、前足が1本しかないことです。実はしっぽの一部も欠けているんです。でも他と違うのはこれだけではありません。彼の猫人生そのものがユニークなんです。間違いなく、映画化できるほど変わっています。

出典:https://www.boredpanda.com/three-legged-cat-bubby-family-canada/

2012年。グランド・フォールズ・ウィンザー地区をさまよったあげくに、猫のバビーがボイド・アボットさんの家の台所に入り込んだことから、この話は始まります。

飼い主ボイドさんの死後、行方不明に

2012年、バビーはあてもなくグランド・フォールズ・ウィンザー地区をさまよっていました。ある運命の日、ボイド・アボットさんの家の台所に入り込んで、そこが気に入った様子です。以来毎日、ボイドさん家に姿を現すようになったのです。

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ボイドさんと家族は、この猫に一目ぼれ

 

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ボイドさんと家族は、この不思議な3歩足の猫に一目ぼれでした。バビーを世話するようになったのです。でもバビーは室内猫になるのをいやがっていたので、外で飼うことにしました。

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不幸なことに、数年後にボイドさんが亡くなりました。遺言により残った家族がバビーの面倒を見ることになりました。ところがこの猫は突然いなくなってしまい、見つけることができなかったのです。

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再び近所に出現。保護施設へ

やがて2019年になって、バビーが突然近所に現われるようになりました。レイ・ピンセントさんという男性が、この猫は近所に住んでいたボイドさんが可愛がっていたバビーだと気付きました。バビーは年を取って弱々しい姿でしたが、間違いありません。

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2019年の夏、バビーは突然現れました。ずいぶん弱っている様子です。

カナダの厳しい冬を目前にして、レイさんはぐずぐずできませんでした。猫は冬の寒さで死んでしまうでしょう。そこでレイさんはかつてボイドさんが住んでいた家に行き、バビーのことを住人に話しました。バビーが次に現れたら、家に入れてやってくれないかと頼んだのです。翌日、レイさんはその家の女性から電話をもらいました。猫が自宅の台所にいる、というのです。さっそくレイさんが猫を引き取り、エクスプロイット・バレー動物愛護協会に連れて行きました。

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ボイドさんがかつて住んでいた家に、猫が現れました。近所の人はさっそく猫をエクスプロイット・バレー動物愛護協会に連れて行きました。

「バビーは脱水症状があり、弱っていました。さっそく獣医に診せたところ、木枯らしの中では生き残れない状態だと言われました。診察中にこの猫はゴロゴロ喉を鳴らしていたそうです」

と同協会のサラ・マクロードさんは語ってくれました。

一時預かりから、永遠の家庭へ

サラさんがバビーを一時預かりすることになり、家に連れて行きました。心の中では「この猫をずっと飼いたい」と思っていたそうです。でもとくに飼い猫を探していたわけではないので、同居する恋人を説得しなければなりませんでした。

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協会のボランティアのサラさんは、バビーの体力がつくまで自宅で一時預かりをすることにしました。

「仕事から帰宅すると、バビーと彼が床に座っていました。バビーは彼のそばで丸くなっています。バビーがこんなにくつろいでいるのを見たことがありません。その瞬間、バビーは恋人の心をつかんだと確信しました」

とサラさんはいいます。

「悲しそうな目のバビーは、かつて愛される猫でした。そしてふたたび愛される猫になりました。朝起きるとゴロゴロいって、寝るときも満足気にゴロゴロ鳴いています。もう外には出たがりません。きっと永遠の家庭が見つかったと確信しているのでしょう」

とサラさん。

 

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やがてサラさんはバビーを飼う決心をしました。

この記事を読んだ人の感想です

「かわいいバビー。たいへんな旅路だったけど、幸せな家庭が見つかったね。家族一緒に幸せにね」
「典型的な『どらねこ』顔のバビー。私は好きだわ。愛してくれる家族が見つかってよかったね」
「あたたかい家庭が見つかってよかった」
「この話には、とても感動しました」
「うちにはガーフィールドという名の子猫(足は4本ある)がいるけど、バビーと呼んでいるんだ。猫の意志の強さには、本当に驚くね。バビー、元気でね」
「すごく悲しそうな眼をしているね。でも家庭が見つかってよかった」

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