「年齢差なんて関係ない!」野良のシニア猫と子猫はとても仲良し

感動

保護された子猫はキュートで甘ったれ。室内生活を嫌い軒下で過ごすシニア保護猫と出会い、大の仲良しになりました。驚いたことに、シニア猫は室内で子猫と一緒に長く過ごすようになったのです。

甘えっ子の子猫

出典:https://www.lovemeow.com/kitten-convinces-porch-cat-house-2656225359.html

茶トラ白猫の子猫が野外で保護され「ファイヤーハウス・アニマル・ヘルス・センター」(米国テキサス州リーンダー)へ連れてこられました。子猫は蚤とダニだらけでお腹に寄生虫もいます。

でもガーフィールドと名づけられたこの猫は、当初から甘ったれでした。いつも鳴いてみんなに頭をなでてもらいたがります。同団体は「キトン・コノアサー」のメギンさんに連絡をして、子猫の里親になってもらうことにしました。

「ウィリアムソン郡地域動物保護里親プログラムの一環で、この子猫を世話しています。すごく甘ったれで、一人で餌を食べるのは嫌います。抱っこも好きですね」とメギンさん。

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ガーフィールドはみんなにかまってもらいたがります。だれかに可愛がってもらうまで、家じゅうを鳴いて歩き回ります。膝の上で丸くなると、前足を出して人間の手を握るのです。ほかの動物に甘えているときも同じです。

半野良の猫ピクルス

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家に来て数日後、ガーフィールドは入り口の軒下にいる茶トラ猫に気づきました。そしてどうしてもこの猫と友達になりたいと思ったのです。

茶トラの名前はピクルスです。何年も前にメギンさんが弱っているこの猫を見つけ、元気を回復させて歯の治療をしたのですが、いまは軒下で「半野良」の生活をしています。

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「ピクルスの耳は欠けているので、たぶん野生の群れで生活していた猫なのでしょう」とメギンさんはいいます。

ピクルスは室内生活にはなじめませんでした。そこで軒下と中庭をなわばりにして生活しています。「室内にいると神経質になるのです。でも中庭は安全なので、そこで生活させています」と彼女。

室内で一緒に過ごす猫たち

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ピクルスが自由に出入りできるよう、ドアはいつも開いています。でもたいていこの猫は外にいます。やがてガーフィールドが元気になってあちこち歩き回るようになったとき、ピクルスを見つけ、ぜひ仲良くなりたいと考えたのです。

たちまちのうちに、2匹は友達同士になりました。ある日メギンさんはピクルスとガーフィールドが一緒に部屋のソファの上にいるのを見て、びっくりしました。

2匹は大の仲良しに

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これまで何年間も一時預かりの子猫たちを見てきたピクルスですが、しぶしぶ我慢してきたのでした。

「ガーフィールドはやさしい甘えっ子で、抱っこされるのが好きなだけ。そういうところをピクルスも気に入ったのだと思います。ピクルスがガーフィールドを庇護してくれて、うれしいです」

ガーフィールドの甘いやさしさと性格がピクルスを室内へと呼びこみました。ガーフィールドはいつも一緒にいたがり、ピクルスもやさしくそれに応えています。そして「香箱座り」を教えてあげたり、人間のそばで一緒に甘えたりもするようになりました。

「ピクルスはふだん室内にいたりほかの動物と一緒にいるのを嫌がります。でもいまやずいぶん寛大になりました。ピクルスのそんな温かい面を見るのはうれしいですね」

いつでも甘えられる存在がいて、ガーフィールドはごきげんです。みんなから、とくにピクルスから愛情を注がれて、幸せな毎日を過ごしています。

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