砂漠に捨てられ『泥水をすすりながら』生き延びていた犬。瀕死状態から奇跡の回復を遂げる

感動

ロサンゼルスの保護団体『HOPE FOR PAWS』の元に、「乾燥地帯を数ヶ月彷徨っている犬がいるが捕まえられない」と保護依頼が入りました。気温は40度前後にまで上がる場所、このままでは犬の命が危うい…!

何とか助けてあげたい…

泥水を飲む犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

乾燥した平野に1匹の犬の姿がありました。犬は数ヶ月もの間、この辺りを彷徨っています。

何とか助けてあげたいと、女性3人が車で訪れて食べものをあげていましたが、近寄ると逃げてしまうため捕まえることができません。

乾燥した平野で陽射しを遮るものはなく、気温は40度前後にまで上がる場所。このままでは脱水や熱中症で命を落としてしまう可能性があります。

そこで、HOPE FOR PAWSに相談したのです。

犬は喉の渇きや熱さから逃れるため、泥水に浸かったり飲んだりしていました。

走る車のそばにいる犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

スピードを出して走る車やトラックが行き交う道路がすぐそばにあり、パニックを起こして道路に飛び出したら危険です。

獣医師の乗った車と犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

何もない平野のため犬を追い詰めることもできません。そこでやむを得ず麻酔銃を使用することになりました。

今回の保護は獣医師にも一緒に来てもらっていたため、獣医師が車から麻酔銃を発射します。

麻酔で倒れている犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

犬はしばらくもがいていましたが、徐々に麻酔が効いて動かなくなりました。

診察台の上の犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

獣医師の車は移動病院になっており、すぐに犬の応急処置が施されます。

犬は『ヴィーナス』と名付けられ、処置が終わるとその日宿泊するホテルに運ばれました。

意識を取り戻す犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

麻酔が切れてきて、意識が戻り始めるヴィーナスです。

鏡の前の犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

HOPE FOR PAWSの創設者でもあるエルダッドさんが、一晩中ずっとヴィーナスを慰めていました。

シャンプーされる犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

ロサンゼルスに戻る車の中では、助手席に座ってお利口さんなヴィーナス。

病院でのシャンプーも抵抗することはありませんでした。

笑顔の犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=EUyloaAPuIs

ヴィーナスは一時預かり施設で里親さんを待つことになりましたが、表情にも変化が!

更にこの後、ヴィーナスは永遠の家族が見つかり、現在は幸せに暮らしているそうです。

良かった!

人を寄せ付けず、まるでコヨーテのように見えたヴィーナスの保護の様子や表情の変化を実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援に繋がります。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel

Hope for Paws

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