動物愛護団体『The Human Society of the United States (HSUS)』は、テキサス州の一軒家でネグレスト状態にあった200匹の犬猫を救出しました。その中の1匹、黒い子猫の様子を救出スタッフが語ってくれます。
人が大好き、元気いっぱいな子猫
HSUSのレスキューチームのジェンさんが、救出した黒い子猫『タイニー・ティナ』を抱きかかえ、つい昨日にあった救出の様子を語ってくれました。
現場は、テキサス州の住宅街の中にあった一軒家。室内は汚染された空気でよどみ、室内は雑然としていました。
そこにいたのは、犬猫合わせて200匹です。
ほとんどの猫が目に感染症を患っているのは明らかで、目の周りがベタベタになっていたりカチカチに固まっていました。
タイニー・ティナを救出したのはジェンさん。
これは、閉じ込められていたケージから出すときのタイニー・ティナです。
タイニー・ティナは救出の際、すぐにジェンさんの腕の中に飛び込んできたと言います。
そう話しているそばから、ジェンさんによじ登るタイニー・ティナ。
ジェンさんは言います。
「保護された猫は心に傷があり、何かしら問題行動があるのではないかと心配する声をよく聞きます。でも、この子たちは人を信頼し好きになってくれる。そして元気な姿を見せてくれることが素晴らしいことではないでしょうか。」と。
そう話している間もタイニー・ティナは手を伸ばし、ジェンさんにイタズラしたくて仕方がない様子です。
HSUSの願いは、救出した犬猫たちが健康を取り戻し、大切にしてくれる里親さんと巡り会うこと。
タイニー・ティナも健康になって、素敵な里親さんが見つかるといいですね。
愛らしいタイニー・ティナの様子を実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States