昨今、人間社会でも時間に追われずに、余裕をもって人生を楽しもうというスローライフの概念を持つ、あるいはそれに沿った生活様式を楽しむのがトレンドに上がってきていますが、今日ご紹介するのは動物界でのスローライフ先駆者、ナマケモノ君達です。
彼らは生涯のほとんどを木にぶら下がって過ごします。1日に10グラムの植物を摂取し、外気に合わせて体温を調節するので、わずかな食物摂取でも生命活動が可能となる超省エネ生活を率先して行っているのです。そんな彼らのかわいい姿をご一緒にいかがですか?
スローライフの先駆者「ナマケモノ」
1.体操

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かわいいフォトジェニックの赤ちゃんナマケモノです。彼らの生息地は南アメリカ、中央アメリカの熱帯林で、様々な諸条件が揃わなければ育てられないので家庭での飼育は困難です。
でも、こんなに可愛い姿が見れるならばそれで充分ですね。
2.いやいやのポーズ

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エクアドルのナマケモノ君です。本来木の上で生活しているはずなのに。コンビニに買い物に来たのかな?
警察官が助けてあげようとしていますが、ポールに摑まって離れようとしません。前からみるとコアラに似てますね。
3.いい湯だな

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いい湯だな。今日はナマケモノ君のスパの日です。本当に気持ちよさそうに空を見上げて。額にタオルを乗せているようにも見えませんか?木にぶら下がる為の腕の緊張をほぐさないとね。お湯の温度は平気かな?
動かない被写体を撮るのは簡単そうに見えてものすごく大変なのだそうです。1枚の写真を撮るために8週間かかった時もあるそうです。
4.ゴマ団子

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ふかふかのブランケットに埋もれてゴマ団子の様なナマケモノの赤ちゃん。超絶かわいい‼
お母さんは出産も木の上でします。危うく赤ちゃんを落としそうになってもへその緒で危機脱出。でもこの子はそんな危ない目に合わずにゆっくりお昼寝できるね。自然界でその姿を目撃すること自体難しいナマケモノ君達の生態。出産場面は奇跡に近い。
5.いないないバー

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かくれんぼを楽しんでいる赤ちゃん。ピーカーブー。いないないバー。ちっちゃいお手々でしっかりつかんで、落ちないようにがんばって。
ナマケモノは6種類いますが、その内2種類が絶滅危惧種に指定されており、ピグミーミツユビナマケモノは2019年200匹程度になってしまいました。彼らはマングローブ林でしか生息しない希少種です。
のんびりのんび~り
6.大好きのポーズ

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イエーイ‼のポーズ。お母さんが恋しい年頃ですが、諸事情で一緒に暮らせない赤ちゃんナマケモノ。生きて行く上で子供が親に教えてもらう事は数知れないのに、それが出来ないのは悲しい事ですね。
ナマケモノのお母さん、見えますか?あなたの子供は元気ですよ。そしてこんなに可愛いですよ。
7.ティーカップなまけもの

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ティーカップ・プードルならぬティーカップ・なまけもの。多分赤ちゃんだと思うんですが、どこか落ち着きのある風貌に敬語で話しかけそうです。
カップに入ってしまう大きさのナマケモノですが、大昔、体長6-8メートル、体重3トンにも及ぶナマケモノが生息していたそうです。最もその種は地上で生活していました。さすがに木には登れませんね。
8.寝起き

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これは、ナマケモノのアームレストですか?いいえ、本物です。保護されたナマケモノ君のこの姿。すっかりくつろいでいますね。常に木にぶら下がっているから、たまには手足、背中を伸ばしたかったんですね。
お食事中の方には申し訳ないのですが、ちょっと豆知識を。ナマケモノは体毛に蛾を住まわせて、それによってできた藻を食べています。
9.お昼寝

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お気に入りのブランケットとバニーのぬいぐるみを持って、お昼寝の時間かな?もうすぐ寝そうなので、ちょっと静かに見守っていましょう。1日18時間近く寝るナマケモノ。
保護され人工飼育されたナマケモノは徐々に野生に返されて行きますが、それは彼らの生活環境が良くなったから
10.ワインの妖精

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ワイングラスにこんな使い方があったのですね。
こんなにつぶらな瞳をしているナマケモノですが、視力はとても悪く、薄暗い光では視界が悪く、明るい時は完全に盲目です。では、どうやって木に登っているのかと言うと、優れた嗅覚と一流の空間記憶でそれを補っています。
悪い意味で使われてしまう例えのナマケモノ君達。しかし、その実態は、超スローライフの先駆者でした。その不思議な生態とかわいい姿のアンバランスが妙に心に残ります。
野生のナマケモノはとても長生きなのではないかと言われています。ゆっくり、リラックスした生活が長寿のカギを握っていそうです。
出典:https://www.boredpanda.com/cute-sloth-pictures/