ロサンゼルスの保護団体『Hope for Paws』の元に、煙突から子猫が落下して壁の中に閉じ込められているという救助要請がありました。鳴き声も聞こえなくなり、一刻も早い救出が望まれます。
飲まず食わずで72時間、奇跡の生還を遂げた子猫
Hope for Pawsの元に、3日前に子猫が煙突から落ちて、壁の中で鳴いているというメールが届きます。
すぐに現場に急行し、屋根に上って煙突の中をカメラで確認しますが子猫の姿はありません。
聞こえていたという鳴き声も聞こえず、子猫の生存が危ぶまれました。
Hope for Pawsは家主に了解を得ると、暖炉の壁を壊して子猫を救出することに。
壁に穴を開け、中を覗くとぐったりしている子猫の姿が!
素手で穴を広げ、本格的に子猫の救出が始まりました。
時刻は深夜2時過ぎ…。とうとう子猫の体を捕まえることができました。
体はまだ温かいですが、生死を確認することができません。
手遅れかとスタッフたちに落胆の色が見えたとき、子猫が鳴き声をあげました。
飲まず食わずで72時間、子猫が生還できたのは奇跡と言えます。
低血糖を起こしていたため、すぐに少量の砂糖水を飲ませ、病院に直行します。
家主もホッとした様子。
子猫は『クリケット』と名付けられ、獣医師がつきっきりで朝まで処置を施しました。
病院にきて2日目。
子猫はまだボーッとしています。
3日目にもなると、目に力が戻ってきました。
4日目には、スタッフの肩によじ登ったり、髪の毛にじゃれる姿も。
首や前足には器具がついており、チューブもついたままですが、着々と回復しているようです。
数日後、器具もチューブも外れた頃には、里親候補の夫婦がお見舞いに来てくれました。
病院にいたほかの子猫とも仲良くなり、一緒に迎えられることに!
奇跡の生還を遂げただけでも素晴らしいことですが、永遠の家族も手に入れることができて良かった。
クリケットの救出劇や愛らしい姿を実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
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