道端で少女がみつけて保護団体に持ち込んだのは、病気で「骨と皮」だった野良の子猫。団体の手厚い治療のおかげで、健康を回復し、温かい家庭も見つけてもらいました。いまは、自信たっぷりな美しい猫に成長しています。
ひどい状態の子猫がいる!少女が発見
捨てられた猫が、きびしい環境でやっと生き延びていたけれど、ある日温かい人間たちに迎えられて、幸せで元気な猫に変身・・・そんなおとぎ話のようなことが、子猫のディナに実際に起こったのです。
2019年7月、少女モリーが野良猫ディナに気づいたとき、子猫は「骨と皮だけ」のひどい状態でした。モリーは数日、気をつけて猫の様子をみていましたが、すごく具合が悪そうで、医者に見せないといけないと気づいたのです。
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4、5日して猫を捕まえ、動物愛護団体に持ち込みました。
ノミや感染症の治療をすぐに開始
「このときの状態は酷いもの。ノミだらけで痩せ細って脱水状態。そして呼吸器は感染し息が苦しそうだし、カリシウィルス感染症にもかかっていて、舌に潰瘍ができて痛そうでした。」
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「口の中が充血していて潰瘍もできているのでは、何も食べられないのもわかります。すぐにノミの駆除剤と抗生物質を与え、点滴をしました」
と、団体のウェブサイトに説明があります。
新しい家庭で幸せな元気猫に
こうした治療のおかげでディナはすぐに美しくて強く健康な猫に生まれ変わりました。そしてなんと、新しい人間の家族ができたのです。
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新しい飼い主レベッカ・シュナイダーさんは、ディナが経験してきた大変な状況を知り、それでもこの猫を引き取ることにしました。
いま、ディナは暖かい家庭で勇敢で自信たっぷりに大変身し、家族と遊ぶのが大好きな猫になっています。