【驚愕】猫が寝食もせず壁から離れない理由はとある「危険な秘密」が家にあったからだった

なるほど

最近愛猫のようすがおかしいのに気づいた男性。台所の壁のそばを離れようとしません。不審に思った男性は獣医に診せましたが、原因がわかりません。実は、この古い家には秘密があったのです。

壁に強い関心を示す猫

ネット上で有名になる猫たちは、特徴のある顔つきだったり、奇妙な性格だったりします。でもご紹介する猫タッカーは、その粘り強さで有名になりました。

飼い主の男性が、タッカーのおかしな行動についてソーシャルメディア「レディット」に投稿したのが始まりです。この猫は家の中の特定の壁に、異様なほどの関心を示しているというのです。

ネット上では「これだ」という回答は得られなかったので、男性は猫が固執する壁に穴をあけてみることにしました

14歳のオス猫タッカーは、これまで楽しく暮らしてきました。でもある日突然に、住宅のある特定の壁だけに異様な関心を示すようになったのです。

男性の投稿文です。
「困っています。うちの猫タッカーが特定の壁に強い関心をもち、食事も睡眠もとらなくなりました。タッカーはもう10年間ぼくが飼っている猫で、お行儀がよく気楽な性格で、健康上も問題がなかったのに」

寝食も忘れて壁を凝視

出典:https://www.boredpanda.com/cat-obsessed-with-wall-prevents-house-collapsing/

「2週間前から、ダイニングルームの壁の特定の箇所にくぎ付けになったのです。こするような音がするので行ってみたら、タッカーが壁をひっかいていました。最初は気にしなかったのですが、それからずっとタッカーはその場所で過ごすようになり、これまでのようにあちこちをうろつかなくなったのです」

「やがて餌を食べたりトイレを使ったりする以外はずっとそこにたたずむようになりました。もう身動きもせずにじっと横たわり、壁をひたすら見つめているのです。変に思って、仕事机をダイニングルームに運んでようすを見ることにしました。壁の中に虫が潜んでいるのか、外を通る車のライトが映っているのだろうと思ったのです」

「でも10時間ほど観察したところ、この壁に何も変わったところはありません。そこで仕方なく餌のボウルとトイレをダイニングルームへ移しました。だってそうしないとタッカーはここを離れようとしないからです」

「獣医にも診せましたが、やや低体重なだけで、とくに問題はないというのです。ダイニングルームのドアを閉めて入れないようにすると、タッカーはそのドアの前に丸くなって動こうとしません。餌も食べなくなり、トイレの回数も半分に減って、壁を見つめたままじっとしているだけなので、とても心配になりました。活動的で陽気だった猫が突然変わってしまったのです」

「これまで一緒に暮らしてきて、お互いの絆が強かったことに改めて気づきました。何とかタッカーをもとの猫にもどせないでしょうか。アドバイスをお願いします」

するどい感覚をもつ猫

ネット民からは、たちまち多くの反応がありました。人間にはわからない何かに猫が気づいたのでは、という意見がその大半でした。

公認動物行動分析士(CCAB)のルーシー・ホイルさんは、猫の行動の権威です。彼女によると「猫の感覚は狩猟ができるよう鋭敏になっており、暗い中でも獲物を見ることができて、とくに動体視力に優れています。耳を自由に動かして獲物の音をとらえ、とくに高音域の音をよく聞き分けられます。嗅覚も猫同士の情報交換やなわばりの確保に役立っています」ということです。

テキサスA&M獣医化学大学の助教であるカーリー・パターソン博士によると、猫は瞳孔を広げることで暗い場所でもはっきり見ることができるそうです。しかも反射層があるので目の後背部分に光を集めて、より鮮明にとらえることができるのです。

耳にも「縁皮のう」という袋があって、どういう機能を果たすのか正確にはわかっていませんが、高音域の音を聞き取る効果があるのではと考えられています。たとえばネズミのチューチューいう音は人間にはわかりませんが、猫にはしっかりと聞こえるのです。

そのために人間には気にならない背景の音が猫にとっては騒音になる場合もあります。たとえばコンピューターのLCD画面がたてる雑音は、猫にとってうるさい音なのです。

壁の中に虫?ネズミ?

ネット民は、男性の質問に対してこんな意見を寄せています。

・まるで恐怖映画のような話だね

・同じように愛猫が壁に固執したことがあります。理由がわからないので、ワインで寄った勢いで壁に穴をあけてみました。昔煙突だった場所で、その中に鳥の赤ちゃんが落ちていたのがわかりました。猫には鳴き声が聞こえていたのですね

・きっと壁の向こうに何か音や臭いがするものがあるのでしょうね。その場所から離れたところに猫を隔離しては? それで猫がリラックスするようなら、やはり音か臭いが原因でしょう。猫にとって危険なものが壁に潜んでいるのではないかな。もし獲物がいるなら、手が届かないとわかれば落ちつくはずだからね

・壁の中に虫がいるのでは? うちの台所にアリが現れたときも最初に気づいたのは猫でした。うちでは害虫駆除業者を呼んで排除してもらいました

・精神的な疾患かもしれないけれど、それより壁の中に何かがある可能性が高いね。安価なファイバー・スコープを入手して調査してはどうですか。あるいはプラスチック製のコップを壁に当てて音を聞いてみては?うちの姉は猫が壁をみつめるので、そうやって音を聞いてシロアリを発見したんだ。両親の飼い猫が天井を見上げるので調べてみたら、リスが巣を作っていたとわかりました。猫は感覚が鋭いので、タッカーもあなたを守ろうとしているのかもしれないよ

・神経や脳に障害があるのでは?スキャンを受けてみてはどうでしょう

・両親の猫も壁を見つけていました。その後リフォームしたときに、壁の中に古いネズミの巣があるのがわかりました。同様のことがお宅にも起きているのではないでしょうか。そうでなければ、何か精神的な理由で壁の存在が猫のストレスになっているのでは? たしかにこの行動は異常ですね

猫の嗅覚は最大の武器

ルーシーさんによると、あらゆる感覚の中で嗅覚が猫にとってはもっとも大事なのだそうです。
「顔をこすったりひっかいたりしてなわばりをマーキングします。自分の家の臭いは、猫にとって安心なのです。だからなわばりの中で異様な臭いに出会うとすぐわかります。たとえば壁の向こうからただよう嗅ぎなれない臭いとか」

臭いの受容体は犬に比べて少ないものの、異なる臭いをかぎ分ける力は猫のほうがすぐれているとパターソン博士はいいます。

もちろん犬猫が人間に及ばない能力もあります。視力や聴力はすぐれていても、味覚は人間のほうがずっと上なのです。猫は甘味がわからず、ケーキを食べても油分と食感しか認識できないのです。

でも猫には強力な武器「ひげ」があります。ひげは猫の種類によってさまざまな場所に生えています。

「センサーの役割を果たすのは顔のひげです。その場所を通り抜けられるか、障害物はあるか、全体のバランスはどうかまで、ひげが伝えてくれるのです」と博士。

家猫ものんびり寝てばかりいるように見えますが、実はそういうすぐれた感覚を持っているのです。つまり、タッカーは何かを見つけたのです。

石炭投入口を発見

しばらくたって、この男性はその後の経緯について投稿しました。

「みなさんからたくさんのご意見、ありがとうございます。プラスチックのコップを壁に当てても何も聞こえなかったのですが、その場所だけずいぶん温度が低いのに気づきました。その場所の断熱材が消えているのかもしれません。ということは、虫か何かがいるのかも。そこで害虫駆除業者に連絡をしましたが、連休中だしコロナ禍でもあるので、翌週火曜日までは訪問できないといわれました」

「壁を調べてみては、というご意見もいただいていました。連休中は何もすることがないし、猫のことが心配なので、自分で壁に小さな穴をあけてみました。これを見たタッカーは、この2週間で初めて興奮して活発になりました」

「穴をあけてわかったのは、何も虫のようなものがいた証拠はない、ということ。それから壁の向こうに90センチくらいの空間があって、底に断熱材が欠けた部分があって小さな鋳鉄製の扉がついている、ということでした」

「この家はずいぶん前に建てられたもので、何度も改築されています。ネットで調べたら、地表から地下室へ石炭をシャベルを使って投げ入れるための『石炭投入口』が、この時代によく使われていたそうです。ダイニングルームはあとから増築されたので、リビングの壁に投入口があったのだろうと理解できます」

「でも不思議なことに、リビングの下に地下室はないのです。地下室があるのはダイニングルームの下の部分です。だとしたら、どうやって地下室に出入りをしていたのでしょうか。まあとにかく、タッカーが痴ほう症か何かではなくてほっとしました。でも猫もぼくも長年ここに住んでいたのに、なぜ2週間前になって猫が気づいたのでしょうか? とにかく、この投入口をどうするか、これから検討します」

猫のストレスに気づくのは飼い主の責任

ルーシーさんによると「この男性がすぐに猫を獣医に診せたのは、正しい行動だった」ということです。猫の痴ほう症は奇妙な行動から始まることも多いので、飼い主が気をつける必要があります。

「騒音や臭いがストレスになることもあります。そういうときに猫は家を離れて長時間外にいたりするので、飼い主は気づいてあげるべきです」と彼女はいいます。

また、猫によっては、長くなでられたりさわられたりするのも嫌がることがあります。猫が嫌がっているのに気づかずにかわいがっていると、いきなり攻撃されることもあります。

以下の点に気を付けて、猫をかわいがるようにしてください。

・猫が触られて喜ぶ場所を短時間だけなでること。たいていの猫は顔や体をこすられるのが好きなものですが、体をポンポンと長時間たたかれるのは嫌いです。よく猫の反応を観察し、嫌がったらすぐにやめましょう

・猫は噛んだり引っかいたりする前に何らかのサインを出します。しっぽをイライラと振ったり背中の皮膚を逆立てたり、耳を平らにしたり、表情がこわばってきつくなったりしたらそのサインです。すぐに触るのをやめましょう

・そして猫が落ち着くまでは、また触らないようにします。猫によっては数分から数時間かかることもあります

攻撃されても、体罰を与えてはいけません。どなったり叩いたりすると、人間を恐れるようになり、より攻撃的な猫になってしまいます。遊びのエチケットを教えてあげながら、猫に正しい行動を覚えさせましょう。

床をはがしてみると‥

その後、男性はこんな投稿をしています。

出典:https://www.boredpanda.com/cat-obsessed-with-wall-prevents-house-collapsing/

「調査の結果、ダイニングルームの下にある地下室への入り口を見つけました。リビングの床は板張りです。そしてテレビのうしろに音が共鳴する箇所があるのに気づきました。そこの『石炭投入口』のすぐ背後です。きっと関係があるとにらみました。そこで床のごく一部をはがしてみました。そして床の30センチほど下に錬鉄製の扉があり、その下にさらに石張りの床があることがわかりました」

「その鉄格子はひどくサビていて、取り除く必要がありそうです。カビと焼け跡の石のような臭いがしていました。きっと古いかまどの跡でしょう」

「タッカーは元気になってダイニングルームをうろついています。この鉄格子を取り除くのに友人の助けを借りようと思っています」

やがて男性はこのミステリーを解明することができたのです。

傾いた壁から水が浸入

男性の最新の投稿です。

「友人がやってきて、何とか鉄格子を取り除くことができました。その下には換気用の導管がついていて、懐中電灯を当ててよく観察したところ、導管は60センチほどの長さがあり、その下の地下室へと続いていました。地下室の床は2メートルほどの先にあります。ずいぶん湿っていました」

「梯子を使って降りてみると、その地下室は広く老朽化しており、壁はごつごつした石でできていて、天井の高さは1.8メートルほどしかありません。狭い空間でした。そして後ろ側の壁に『石炭投入口』があるのを発見しました。横にはすごくサビていて今にも壊れそうな石炭コンロがあります」

「しかも床には水がたまっていました。左側の壁は傾いていてひびが入り、今にも壊れそうです。この地下室部分は家の重さに耐えかねていて、いつ崩壊してもおかしくないほどです。この傾いた壁から水がしみ込んできているのだとわかりました」

「ぼくが想像するに、2週間ほど前に壁に割れ目ができて地下室に水が入り込んできたのでしょう。たしかにそのころ大雨が降りました。だからタッカーも突然変な行動をするようになったのです」

「水がたまって臭いが発生し、猫は気づいたのだと思います。たしかに地下室はすごい臭いでした。でもわからないのは、傾いた壁の向こうに黒いごみ袋が置かれていることです。改築業者か前の持ち主が捨てたゴミかもしれませんが、引っ張り出そうとすると壁の石が崩れてきて危ないのでやめました」

「家にいるといつ壊れるか危険なので、その日は友人の家にタッカーとともに泊まりました。業者に連絡して何とか手立てを考えようと思っています」

これに対して、ネット民はこんな反応を寄せています。

・どんどん面白くなるね。その後どうなったか報告してね

・たくさんの虫がいたわけではなくて、よかった。でも地下室の話は不気味だね。

・動物が霊やがんを見つけるとはいいますが、建物の構造上の問題を見つけてくれるとは!

・すごく興味深い体験ですね。それにしてもペットは賢い。ごみ袋に何が入っているのかも知りたいね

出典:https://www.boredpanda.com/cat-obsessed-with-wall-prevents-house-collapsing/

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Comment

  1. 名無しのもふもふ

    その後の事は分からないのでしょうか?
    「え‼︎終わり?」あまりに突然の終わり方でびっくりしました。なんだかとてもモヤモヤします。
    オリジナルの記事を日本人向けに直して投稿されているのだと思います。でしたら、後日談を待って前後の話しとして載せていただければよかったのに。と思いました。後編は、「猫の話しではないので載せなかった」と言われればそれまでですが…