検事局に住み着いた「野良子猫を追い出せ」という声への”予想外すぎる対応”とは?

名札をつけた猫 感動

警察庁ブラジル検事局に突如現れれ、住み着いてしまった子猫。野良猫が自由に歩き回るのはふさわしくないと苦情が寄せられるようになり、その対策に…

豪雨を避けて迷い込んできた子猫

 

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路上で暮らしていたホームレスの子猫『レオン』は、豪雨を避けるために警察庁ブラジル検事局に迷い込んでしまいました。

 

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レオンは、そこが雨風がしのげて安全な場所であることに気づくと、雨が上がっても出ていこうとはしませんでした。

 

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たくさんの人が出入りするロビーで過ごすレオンは、通りかかる人々に愛嬌たっぷりに挨拶します。

 

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しかし、ここは公共施設。

子猫とはいえ、野良猫が施設内を自由に歩き回るのは不適切だと苦情を言う人たちが現れました。

 

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苦情が出た以上、レオンをそのままにしておくことはできません。

そこで、警察庁ブラジル検事局は子猫を正式な職員として迎えることに決めたのです。

『レオン』と名前の入ったバッジをつけ、給料にはごはんやおやつと寝る場所を与えます。

 

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正式な職員となったレオン。

レオンはオフィスで時間を過ごし、入室する人には挨拶をして迎えます。

そのことをジャネット・ラレド博士がSNSに投稿すると、瞬く間に口コミが拡散!

『レオン博士』として有名になりました。

 

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その後、ジャネット・ラレド博士は再び、レオンが「博士」から「弁護士」に昇進したと報告しました。

『レノン弁護士博士』になったレオン。ホームレスから一転、今では立派なビジネスマンです。

 

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更にレオンは、『Instituto Dr. Leon』と呼ばれる動物の権利研究所の顔になりました。

ウェブサイトでは、レオンの冒険だけでなく、動物法についても学ぶことができます。

 

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検事局と言えばお堅いイメージで、不適切だと苦情が寄せられれば追い出したり保健所に通報するのが一般的でしょう。

しかし、正式な職員として迎えるとは粋な計らいですね。

レオンの存在は、野良猫の存在や動物法を意識するきっかけになることでしょう。

※この記事の掲載及びインスタグラムの写真使用は、投稿者「Instituto Dr. Leon, O Advogato」より承諾をいただいております。

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