もふもふの保護猫「オスカー」とクロヒョウのような子猫「ラックス」は大親友になった!

感動

孤児の赤ちゃん猫が保護され、里親の元へ預けられました。同じころ保護された2歳の野良猫も同じ家へ。そこで出会った2匹は一目でお互いを気に入り、以来いつも一緒に過ごしています。

取り残された赤ちゃん猫を発見

出典:https://www.lovemeow.com/kitten-yard-taken-cat-building-2656484202.html

数ヵ月前のことです。カナダに住む人が、自宅の中庭でさまよっている赤ちゃん猫を見つけました。あたりには母猫やほかの子猫はいません。空腹そうにあちこちを歩き回っている子猫をそのままにはしておけず、その人は地元の保護団体「シャトン・オルフェラン・モントリオール」に保護を求めました。

「すぐに授乳ボランティアの里親家庭へ子猫を運びました。そこで24時間体制でミルクを与えたのです」と話すのは、同団体のセリーヌ・クロムさんです。

子猫の名は「ラックス」

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「ラックス」と名づけられた子猫はとても臆病で、やせこけて骨と皮だけの状態でした。それでも定期的な授乳と暖かい寝床で休息できたおかげで、体重がどんどん増えてきました。

ラックスは母の愛情に飢えているようで、一人ぼっちになるとずっと鳴き続けます。そこで元気になった子猫は、里親家庭にいるほかの猫たちと対面することになったのです。そのときに出会った1匹の猫が、すぐにラックスのことをとても気に入ってくれました。

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ラックスが保護されたのと同じころ、同団体は「オスカー」という名の長毛種のトラ猫(2歳)を保護しました。

「オスカーは廃墟になった建物の中で発見されました。ずっとそのあたりで餌をあさって暮らしていたようです。以前は飼い猫だったと思われます。きっと捨てられたのでしょう」とセリーヌさん。

保護されたとき、オスカーはとても弱っていました。治療と手厚い看護のすえ、やっと自分で餌を食べられるようになったのです。以来オスカーはどんどん元気になっていき、今では完全に健康を回復しました。

初対面の2匹は、たちまち親友に

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オスカーは人好きで、子猫の面倒もよく見ます。里親家庭でラックスと初めて出会ったとき、オスカーには子猫に何が必要なのかちゃんとわかっていたようです。

「ラックスは猫たちのそばにいたがり、友達になりたいようすです」とセリーヌさんはいいます。

2匹は、初めて出会った瞬間から親友のように仲良くなりました。オスカーがラックスを守っていつもそばにいます。

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オスカーは子猫の親代わりを勤めています。体を隅から隅まで舐めてきれいにしてあげて、腕を回して抱きしめ、いつも一緒にいます。家じゅうを歩いて猫のマナーを教え、勇敢な猫になれるよう手ほどきします。おかげでラックスはキャットタワーの登り方を覚えたし、どうやって人間に甘えるのかも学びました。オスカーが1つひとつ丁寧に教えてあげたのです。

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「生後4ヵ月になったラックスは、現在3歳のオスカーと大の仲良しです。一緒にいる姿はとてもほほえましく、ぜひ2匹あわせて新しい飼い主に引き取ってもらいたいと考えています」とセリーヌさんは話します。

2匹は室内猫としてのVIP待遇に満足して生活しています。夢はもちろん、2匹一緒に新しい家族と幸せな毎日を送れるようになることです。

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