ロンドンに住む猫ブリッツは7時間も地下鉄の線路に挟まってしまいました。約250の電車が頭の上を走ったと思われる中、無事生還したブリッツは伝説の猫となるのでした。
電車の線路に挟まった猫
1月28日、イギリスのロンドンに住む2歳の猫ブリッツは、タフネルパーク駅で重傷を負っている状態で発見されました。
のぼりとくだりの線路の間で、丸まっていたところ作業員に見つかったのです。
約7時間もの間、多くの電車が行きかう中線路の間で助けを待っていました。
午前6時に発見されたとき、作業員はブリッツを死んでいると思ったそうですが、午後1時に、動いているところが確認されました。
タフネルパーク駅の緊急対応で助けられるまでに、彼の頭上を約250の車両がかすめていったと予想されます。そんな中、生還したブリッツはまさに奇跡というしかありません。
猫のブリッツにあった謎の傷跡
ブリッツが救出されたとき、彼は背骨の損傷とキツネのものと思われる咬傷を負っていました。
動物病院にて保護されたブリッツは、しっぽを失い、食べ物もチューブから摂取しなければいけなくなってしまいました。
やっと家族の元へ戻ったブリッツ
一時は絶望的と思われたブリッツですが奇跡的な回復を見せ、後ろ脚も動くようになり食欲も回復しました。
あと6週間はケージの中で安静が必要ですが、無事に家族のもとへと帰ることができました。ブリッツがどこからどうやって地下鉄の駅に迷い込んでしまったのかはわかっていません。
ピゴットさん曰く、好奇心旺盛なブリッツはときどき飼い主さんのあとを追って地下鉄まで行くことがあったそうです。
一日も早く全快してほしいですね。
出典:https://www.hamhigh.co.uk/news/cat-with-250-lives-saved-after-7-hours-in-tufnell-park-tube-tunnel-1-6491820