やせ細って呼吸も苦しそうだった子猫は愛情を受けて見違えるような美猫に

感動

衰弱した子猫が収容施設に運ばれました。足指が通常より1つ多い生後7週間の子猫です。人々の努力で里親家庭に移された子猫は、愛情とケアを受けて健康になり、見違えるほど活発な美猫になりました。

弱った子猫が収容施設に

出典:https://www.lovemeow.com/kitten-extra-toes-cat-rescue-2640921776.html

カナダのモントリオールにある動物収容施設に、生後7週間の子猫が運ばれてきました。母猫はそばにおらず、苦しそうに呼吸をしていて、やせ細ったよれよれの状態で発見されたのです。重度の呼吸器感染症を患っているようです。

収容施設に子猫を看護できる設備はありません。子猫の足には余分な指がついていて大きく、それが人々の目を引きました。何とか助けたいと、施設のボランティアたちは、子猫を引き取ってくれる動物保護団体を探し始めたのです。

ネット上に投稿された記事を見た地元の保護団体「シャトン・オルウェン・モントリオール」が、すぐに快諾の返事を出しました。

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「子猫は幸運でした。手遅れになる前に、たくさんのボランティアが収容施設から移そうと努力してくれたのですから」と話すのは、同団体のセリーヌ・クロムさんです。

さっそくボランティアのスーさんが子猫を移送しました。さあ、これから回復への道の始まりです。

「すごく体が小さくて、肉がなく骨だけのようです。でもここまで頑張りました。子猫の名前は『マーフィー』です」

マーフィーの治療が始まりました。里親ボランティアのアマンディーンさんが自宅に引き取ることになりました。

「マーフィーは新しい環境にすぐ慣れました。病気も治り始めて、それと同時に本来の遊び好きな性格も明らかになってきました。走り回るのが好きで、いつも楽しそうです」とセリーヌさん。

順調に回復中

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その後数日たつと瞳も澄んできて、すっかり子猫らしい外見に戻りました。

何度か獣医へ通ううち、どうも子猫の聴力は不十分らしいと診断されました。でも日常生活は、ほかの子猫たちとまったく変わりなくできます。

シラミの治療のために毛を剃られたマーフィー。たいへんな猫人生のスタートでしたが、いまやっと落ち着いて、かわいがられながら過ごすことができるのです。

「体重が増えて、体も大きくなりました」

里親家庭でマーフィーはどんどん回復しています。遊んだり部屋を探検したり、里親ママさんに抱かれたりして楽しい毎日です。

明るい未来へ向けて

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「マーフィーは、人間もほかの猫たちも大好き。というか、まわりにいるものは何でも好きになります。いつも注目されて遊びたがっていますね」

ほんの数週間で子猫は大変身を遂げました。いまマーフィーは輝く瞳と限りないエネルギーに満ちた、きれいでかわいい子猫になったのです。しかも余分な足指は、そのかわいさをさらに倍増させていますね。

マーフィーの未来は明るく輝いています。これも尽力してくれたボランティアのみなさんのおかげですね。

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