インドの道端で車に轢き逃げされた子犬が瀕死の状態で倒れているのを発見した『Animal aid unlimited』。すでに意識がなく、息も絶え絶えの状態の子犬は、すぐに適切な処置を受ける必要がありました。瀕死の状態の子犬は助かるのでしょうか…。
道路で車に轢き逃げされた瀕死状態の子犬を救えるか
インドの道路で車に轢き逃げされてしまった瀕死状態の子犬を発見した『Animal aid unlimited』。発見した時点ですでに意識はなく、かろうじて呼吸ができている危険な状態でした。
倒れている子犬は流血しており、頭にひどい怪我を負っている状態です。意識はなく、男性がそっと慎重に抱え上げても全く動く気配がありません。
そんな子犬を周りで見ていた兄弟犬と思われる犬たちは、心配そうに見守っています。まるで保護団体のスタッフたちに「お願いだから彼を助けて」と言っているようにも見えます。
すぐに治療が必要であることは明確です。男性スタッフはそっと慎重に彼を抱え上げ、柔らかい布が敷かれているケースへと運び込み、処置を受けるための施設へと移動させました。
状態を確認し、必要な治療を施す
施設へと移動させた後、最初に詳しく子犬の状態を確認することに。どうやら子犬は鼻と頭(脳)に損傷を受けているようで、そのために意識が朦朧としていると判断されました。
鼻と頭はとても大切な部分です。ひどい怪我を負っているため、この時点では治るかどうかわからない状態だったと言います。そこで、まずは脳の治療から行うことになりました。
すると、2日後…
頭を持ち上げることができるように!意識も少しずつハッキリしてきたようで、希望が見え始めました!
しかし、まだごはんを食べることはできず、自ら歩くことも難しい状態です。人の助けを借りなければ、自力で歩行することはできません。予断を許さない状態が続きます。
しかし、さらに翌日…
ようやくすべてのごはんを食べることができました!
また、ゆっくりですが前に歩行することができるようになり、小刻みに尻尾をふりふりと振る元気も見られるように♡
彼自身も「生きたい」と強く思っているようで、回復の兆しが見えた瞬間でした。
その後
その後、子犬がどうなったかというと…
元気に回復!!歩くことはもちろん、スタッフさんたちからの愛情を受け、愛らしい仕草を見せるまで成長しました♡
もともと野良犬だった子犬は、人からの愛情を受けることは少なかったようです。また、車に轢かれたことでトラウマを抱えていた様子を見せていましたが、今では人からの愛を受け入れられるようにもなりました♪
ディル、と名付けられた子犬の元気になった姿をぜひ動画でご覧ください!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Aid Unlimited, India