「人生を変えてくれた猫たち」ひょんなことから3匹の保護猫をお迎えした女性の物語

くっついている猫たち 感動

ひょんなことから3匹の保護猫の里親となった女性が20年を振り返り、今は亡き愛猫たちに大きな感謝を伝えています。人生を変えた猫たちとの20年に胸が熱くならずにはいられません。

きっかけは保護活動をするご婦人の「猫飼わない?」

2匹の猫

出典:https://nekochan.jp/column/article/14717

1999年4月。女性は同じマンションに住む外国のご婦人から「ねぇ、猫飼わない?」と突然声をかけられました。

そのご婦人は猫の保護活動をしていたそうです。

見知らぬ外国人に声をかけられ、戸惑う女性にご婦人は「猫は嫌い?」と流暢な日本語で続けました。

突然のことでしたが、とっさに「動物は好きです」と答えたら、ご婦人は「猫を飼いましょう」と誘ってきます。

しかし、女性は当時仕事が忙しく、平日はビジネスホテルに宿泊していてほとんど家に帰れない。とても猫のお世話はできるような状況ではありませんでした。

6月に部署の移動が決まっていたため、「今は無理ですが6月に生活が変わる予定なので、その時に考えさせてください」と伝えたそうです。

そして6月…

女性は約束通りご婦人のお宅に足を運びます。そこにいたのは、オスの子猫が2匹。ご婦人は里親さんを探したものの、なかなか見つからないようです。

実際に子猫を見てしまった女性は、内心ワクワクしたと言います。結局、1匹を選ぶことができず2匹を引き取ることになりました。猫には『弐郎丸(じろうまる)』『三郎太(さぶろうた)』と名前を付けます。

女性は朝家を出てから夜中まで帰宅できない毎日。なかなか一緒に過ごす時間がなく、なかなか猫たちの警戒心は解けませんでした。

そこで女性は、猫たちに合わせて床の上で過ごしたり、家にいるときはなるべく猫たちのそばにいるように心がけます。

距離が縮まらないまま半月が過ぎた頃、猫たちに変化が現れました。

いつものように床の上で寝転んでいると、弐郎丸くんがお腹の上に乗り、丸くなったのです!これには女性も大感激。叫び出したいくらい嬉しかったと言います。

1年が過ぎた頃…

くっついている猫たち

出典:https://nekochan.jp/column/article/14717

弐郎丸くんと三郎太くんと生活をして1年が経った頃、再びご婦人から「もう1匹飼わない?」と声がかかります。

公園のゴミ箱の中に兄弟猫数匹が袋の中に入れられ捨てられていたそうです。他の兄弟たちは里親さんが見つかったものの、メスの子猫は里親さんがみつからなくて困っている…。

女性はご婦人に「1週間だけ試してみて」と押し切られ、子猫の身の上に同上したこともあって1週間だけ様子を見ることにしました。

とは言え、弐郎丸くんと三郎太くんとなかなか馴染めない子猫。あまりにも可哀そうで3日目には無理だと感じてご婦人の元に返しに行ったそうです。

しかし、「1週間だけ」とご婦人に言われ、再び家に連れ帰ることになると…1週間後にはすっかり馴染んでみんなでくっついて丸くなるように。

メスの子猫は『弐子(にこ)』と名付けられました。

家族として欠かせない存在に

猫を舐める猫

出典:https://nekochan.jp/column/article/14717

女性は仕事で忙しい毎日を送っていましたが、これまで仕事優先だった生活から3匹の猫たちを優先する生活に変えました。

これまでは1泊するような出張であっても、絶対に家に帰り猫たちのお世話をして再び出社。そのお世話が楽しく、一緒に過ごせる時間が幸せに変わったと言います。

猫たちの闘病生活

横たわる猫

出典:https://nekochan.jp/column/article/14717

最初に三郎太くんが体調を崩し、動物病院を受診すると腺がんであることが発覚。

手術をして腫瘍の大部分を摘出し、予後は良さそうに見えましたがその8ヶ月後に虹の橋のたもとに旅立ちました。

その2日後には、弐郎丸くんが体調不良で救急動物病院を受診します。悪性リンパ腫が発覚し、抗がん剤治療を行いますが、激しい貧血で入院。輸血も2度受けたそうですが、入院中に虹の橋のたもとへ旅立ってしまいます。

三太郎くんも弐郎丸くんも8歳でした。

弐子ちゃんは、そんなお兄ちゃんたちの分まで長生き。高齢になり慢性腎不全で治療は受けていましたが、17歳になり進行性脳疾患の診断を受けます。

いつ急変するかわからず、女性は仕事を退職し常に弐子ちゃんのそばにいる決断をしました。

急変するたびに病院に連れていくことができ、2年半の闘病を経て19歳になったある日、女性の腕の中で静かに息を引き取ったそうです。

猫たちにありがとう

3つの骨壺

出典:https://nekochan.jp/column/article/14717

女性は言います。

「闘病生活を送る猫たちは、長生きしたいとは考えてないでしょう。でも、その時その時を一生懸命に生きていました。だから私も、彼らが少しでも楽に暮らせるように、幸せに暮らせるようにと必死でした。それが里親である私の責任であり、私自身の幸せでもあったのです」と。

女性はさまざまなことを教えてくれた猫たちに、今でも毎日ありがとうと感謝の言葉をかけているそうです。

三太郎くん、弐郎丸くん、弐子ちゃん安らかに…。

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