多指症で大きな足を持つ子猫「ジャナ」は臆病だったがとびきりの甘ったれ猫に大変身

感動

臆病で箱の中に隠れていた野良の子猫は、里親家庭で人間の愛を知り、とびきり甘ったれに変わりました。指が多く「大きな足」をもつこの猫は個性もビッグ。愛情を注いでくれる飼い主が現れるのを心待ちにしています。

野良猫たちを保護

出典:https://www.lovemeow.com/kitten-accepts-help-happy-toes-2656915119.html

カナダのケベック州西部で納屋に隠れていた子猫たちが見つかりました。納屋の持ち主ジャニーさんが保護して複数の団体に連絡をとりました。その結果、やっと車で7時間離れたところにある猫の保護団体「シャトン・オルウェン・モントリオール」が故根尾たちを引き取ってくれることになったのです。

人道的な罠を使って、ジャニーさんは3匹の子猫と2匹の成猫を捕獲しました。子猫たちはやがて新しい飼い主に引き取られていき、成猫は去勢手術を受けたあとジャニーさんが引き取りました。

「もう1匹子猫がいたはず」と思った彼女が探してみると、罠にかかった子猫がいるのを見つけました。子猫は臆病でずいぶん空腹のようです。

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この子猫はジャナと名づけられました。生後6ヵ月程度です。臆病で、ずっと段ボール箱の中に隠れています。

「きっとこれまで人間に接したことがなかったのでしょう」というのは同団体のセリーヌ・クロムさんです。

臆病な子猫

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子猫は人間を恐れて距離をとっていました。そこでジャニーさんは木ヘラを使って頭をなで、慣れてもらおうとしました。

さっそく子猫は同団体の施設に運ばれ、獣医の診察を受け避妊手術をしてもらいました。このあと里親家庭へと移されます。

臆病なジャナの内面には、愛に飢えたやさしい精神が宿っていることに、里親ボランティアはすぐ気づきました。

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「ジャナがやってきたあとも、自分の殻から出るのにずいぶん時間がかかりました。でも毎日少しずつ進歩してきて、人間を信頼するようになってきたのです」とセリーヌさん。ゆっくりとジャナは家族に慣れていき、人間のそばにいても落ち着くようになったのです。

甘ったれの猫に変身

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ジャナはまわりの環境に興味津々です。勇気を出して人に甘えられるようにもなりました。

「人間のそばにいるのが大好きで、世話をしてもらいたがります。さわるとすぐにゴロゴロ音をたてるし、だれかの横で眠るのも大好きです」

臆病だった子猫は愛情深いかわいい猫に生まれ変わりました。家族と一緒に過ごすのがお気に入りです。

「朝起きるとクークー鳴いて家族を呼びます。なでるのをやめると、不満そうにこちらをにらみますよ。だからまたなでてあげるのです」

幸せな家庭を夢見て

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ジャナには指が余計に1つついているので、まるで大足のように見えます。里親家庭で個性も花開き、幸せに成長しています。

「いまでは自信もついて、わたしがコンピューターに向かって会議をしているときも、かまってほしいとせがみます」とセリーヌさん。

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納屋に隠れていた野良猫は、今では室内猫としてVIP待遇で毎日を送っています。かわいがってくれる飼い主が早く現れてほしいですね。もう里親家庭で暮らして1年になります。

ジャナは毎日、家の中を探検したり大きな前足でフミフミしたり、大音量でゴロゴロいったり‥そして幸せで暖かい家庭を夢見ながら過ごしているのです。

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