保護された子猫たちの『爺ちゃん猫』に！余命宣告を受け不機嫌だった老猫を変えたのもとは

長年、外で暮らして来たシニア猫。酷い外傷があり保護する事に。すると腎臓も末期状態である事が判明し、余命四ヶ月位だと思われていました。しかし、新たな生きがいと出会い、再び元気を取り戻したのです！

余命わずかなシニアの野良猫を保護

保護団体の人々が気にかけていたシニアの野良猫がいました。メイソンと名付けられたその猫は、前足の先端が肥大化した上、尻尾は骨折を繰り返していた為、治療するべく保護しました。

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

しかし、治療の段階で、腎臓が末期状態で余命四ヶ月程度だろうと診断されました。

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

当初は、治療をして再びリリースする予定でしたが、状態を考慮し、余生は室内で穏やかに過ごして貰うという事になりました。

家猫生活を受け入れられなかった老猫を変えたもの

とはいえ、長年自分ルールで過酷な環境を生き抜いて来たメイソンにとって、家猫生活は簡単に受け入れられる物ではありませんでした。ところが、ある事をきっかけに状況は一変します！

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

猫の保護活動をしている飼い主さんと暮らすメイソンのお宅には、保護された猫たちが入れ替わり立ち替わりやって来ては、一定期間を過ごします。

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

そこで、ある時、飼い主さんは新たにやって来た子猫兄弟をメイソンに会わせてみる事にしました。

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

すると子猫兄弟は群れとなってメイソンのテリトリーに次々乱入！一方のメイソンは、それを拒まず受け入れたのです！

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

それは、メイソンの生涯に再び光が灯った瞬間でした。

子猫を育てる事で生きる気力を取り戻す

以降、次々やって来る子猫軍団と一緒に遊び、体を綺麗にしてやったり、ヘアスタイルを整えたりしてやるようになりました。

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

また、猫としてのあるべき姿やマナーを教育しては、子猫たちを送り出し、また新たな子猫たちに、それを繰り返していきました。

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

出典：https://www.youtube.com/watch?v=muwXZz1lMeU

そのうちに、メイソンはどんどん元気になり、気づけば四ヶ月という時間は、はるかに経過していたのです！

メイソン子猫に見守られながら虹の橋を渡る

こうして、余命宣告から1069日経った2019年9月19日。メイソンは、子猫たちに見守られながら、穏やかに旅立ちました。

▼Grandpa MasonのFacebook▼

しかしながら、メイソンのお話はこれで終わりではありません。彼の魂は、彼の元を巣立って行った子猫たちによって、これからもずっと受け継がれて行くのです！

こんな記事も読まれています

衰弱した体で「必死に子猫を守った母猫」は南部美人という名前で新しい生活がスタート

捨てられた老犬はなんと1年もの間『小石を食べて』生き延びていた