職場の敷地に住み着いた小型犬に食べ物を与えていた男性は、犬が足に大ケガを負っていることに気づき、保護団体『HOPE FOR PAWS』に保護を依頼しました。走り回って逃げる犬ですが、後に骨盤がつぶれていたことが発覚!
とにかく捕まりたくない犬
食品会社の敷地に住み着き路上生活を送っていた小型犬は、そこで働く男性から食べ物をもらっていました。
しかし、男性は小型犬が足に大ケガを負っていることに気づきHOPE FOR PAWSに連絡します。
現場に向かうと、男性がいつも犬がいる場所に案内してくれますが…そこに姿はありませんでした。
敷地内を探すと、駐車場を走って逃げる犬の姿が…!
保護メンバーが走って追いかけ、何とか腰にひもが引っかかりました。
恐怖心でいっぱいの犬は、必死に抵抗し威嚇します。
自分の腰に引っかかっているひもを噛んで外そうとしたり、保護メンバーに噛みつく勢い。捕まるのが怖くてたまらないのでしょう。
食べ物をくれていた男性が撫でて落ち着かせようとしても、パニックになっているため噛もうとしました。
食べ物を見せても興味を示さず、ただただ威嚇する犬でしたが…徐々に落ち着きを取り戻します。
なんとか確保
食べ物を差し出されると今度はしっかり食べて…すっかり落ち着いたようで、撫でることもできるようになりました。
足に大ケガを負っているとのことで、そっと体を抱き上げ車のケージに入ってもらいます。
男性にお礼を言って別れると、そのまま病院に直行です。
病院では、麻酔で眠っていてもらっている間に全身の毛を剃っていきます。
体中にノミがおり、過酷な路上生活だったことがうかがえます。
レントゲンでケガを確認すると、骨盤がつぶれていた…!
こんな状態でよく走り回ることができたものです。それだけ捕まりたくなかったということなのでしょう。
そのまま骨盤の手術を行います。
犬は『マシク』と名付けられました。
麻酔から覚めたばかりで朦朧としていますが、無事に手術が終わって良かった!
それから3週間後…。退院したマシクは、一時預かりさんの元で療養しながら里親さんを待っています。
走ることもできるようになり、ヘソ天で甘える姿も見せてくれています。
ほかの犬やスタッフたちと楽しそうに過ごすマシクの姿を実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援に繋がります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope for Paws
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