ネグレクトにより”視力を失った”猫の生活は愛によって180度変わった

感動

ペルシャ猫のモエットは劣悪なペットショップの環境の中で猫インフルエンザにかかり、失明したが、保護活動家に救出され、家族ができて幸せになった。

ペルシャ猫のモエット

出典:https://www.lovemeow.com/blind-cat-1710414794.html

可愛いペルシャ猫のモエットは目が見えなくても動きはちっとも鈍くなりません。彼女はネグレクトを受け、その状態は悪化する一方でした。保護活動家が救いに来てくれて、ようやくモエットの暗い人生に希望の光が差したのです。

モエットはオマーンのペットショップにいました。このペットショップの環境は劣悪で、狭い場所にたくさんの動物が詰め込まれていました。モエットは汚いケージに入れられ、食べ物や水が足りないだけでなく、寝る場所もろくにありませんでした。ケージに入れっぱなしにされていたこの時期にモエットは他の猫から猫インフルエンザをうつされたのです。

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モエットは日ごとに衰弱して病状が悪化して行きました。ついに、すべての色がぼんやりと濁って見えるようになりました。ある日、世界は完全に闇になり、モエットは、こんなことなら横になったまま二度と目覚めたくないと思いました。

ある日、モエットは突然のペットショップ内の騒ぎで目を覚ましました。誰かがモエットの入っていたケージに手を伸ばしてきて、モエットを外に出しました。次に覚えているのは、キャリアに入れられたことです。モエットは自分の先行きには夢も希望もないと感じていましたが、この時はなんとなく少し違っていました。

保護活動家に救出され、幸せになったモエット

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モエットは保護活動家によってペットショップから救出されたのです。彼らはモエットを安全な場所に連れて行って、モエットが知らなかったものをくれました。それは「愛」です。

モエットは食べ物、水をたっぷりもらい、柔らかい寝床ももらいました。モエットの病気は回復し始め、食欲も少しずつ戻ってきました。ケージの金属的な音の代わりに、自分に話しかける人の声が聞えました。その声を聞くと心が落ち着きました。モエットは人になでてもらう心地よさを知り、嬉しくて大きく喉を鳴らしました。

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モエットの目の感染症は重かったので目を摘出する必要がありました。摘出手術の後、モエットはより強くなり、前より活動的になりました。生まれてこの方こんなに気持ちが良かったことはありませんでした。

保護活動家たちはモエットは今まで接してきた猫たちの中で一番機嫌が良い猫だと思い、一生可愛がってくれる家族を持つべきだと思いました。

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手術の6日後、若い女性がモエットに会いに来ました。女性の声を聞いたとたん、モエットはペタンと座って背中を下にしてゴロゴロし、声の方にお腹を見せました。「はい、この子を連れて帰ります」と女性は言いました。2日後、モエットは新しいおうちに行きました。

たとえ目がなくても、モエットは家にダンボールの箱があればどうしたら良いかわかります。モエットが一生暮らせるおうちを見つけて1年になります。ママはモエットをとても可愛がってくれて、モエットには同じ保護猫の2匹の兄弟がいます。

モエットはママのベッドでいっしょに寝ています。モエットには目がありませんが、毎日毎日、愛されていると感じています。モエットは家族たちを自分の心の眼で見ることができます。みんなキラキラしていてカラフルで、希望に満ちた一家です。ここが自分の家なのだ、としみじみ幸せを感じます。

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