里親として迎えたヤンチャな「のり」が家族に教えてくれたこと

子猫ののり 感動
出典:https://nekochan.jp/column/article/13418

桶乃ハシさんは、小さな頃から猫と一緒に暮らしてきたという大の猫好きさんです。結婚し、ご主人のご実家で暮らし始めて3年が経った頃、ご主人の愛猫が亡くなったタイミングで、里親を募集している1匹の猫と出会うことになりました。しかし、その出来事が原因であるトラブルが発生することに…。

保護猫「のり」との出会いと葛藤

子猫ののり

桶乃ハシさんは、ご実家で小さな頃から猫と一緒に育ってきたという生粋の猫好きさんです。「幼い頃の思い出にはいつも片隅に猫がちょこんといる」と仰っているほど、猫と共に人生を歩んできたというお方です。

そんな桶乃ハシさんは、結婚を機にご主人のご実家に住むことになり、ご実家を離れることになったそうです。ご主人も猫好きな方で長く連れ添っていた愛猫がいたそうですが、結婚して3年ほど経ったある日、とうとうご主人やご家族と20年間連れ添っていた愛猫が亡くなってしまったのです。

愛猫が亡くなった喪失感と新たな出会い

あい猫が亡くなったことで大変な喪失感と悲しみに襲われていたというご主人。20年という長い月日を共に歩んできたのですから、そのショックは想像を絶するものだったことでしょう。

新しい子を里親として迎えてはどうだろうとご主人は考えていたそうですが、ご実家のご家族の反対もあり、なかなかその願いは叶わなかったと言います。

そんなある日、会社から帰宅したご主人がとても嬉しそうな表情で「会社の知り合いが里親の募集してる!」と桶乃ハシさんに伝えてきたそうです。白と黒色の兄弟猫でどうやら保護猫だそう…ご主人は2匹を一緒にお迎えしたいと伝えてきたと言います。

桶乃ハシさんも写真を見たそうですが、それはもう天使のようだったと言うほど可愛らしく、猫好きの桶乃ハシさんも「すぐにでもお迎えしたい!」と思ったそうです。ご主人も「家族は自分が説得するから」と仰っていたと言います。

しかし、猫を迎えるという決断は簡単ではありません。また、この時期は桶乃ハシさんも転職したばかりということで忙しく、今の自分に子猫2匹をお世話する余裕はあるのだろうか、夫も仕事で忙しくあまり当てにならないのでは…と悩み、すぐに即答はできなかったそうです。

しかし、一晩じっくり考え、このチャンスを逃してしまったら、二度と猫と一緒に生活する暮らしには戻れないのではないかと思ったというhibinecoさん。この時には、きっとすでに答えが出ていたのでしょう。

翌日、ご主人に「お迎えしよう」と伝えると大喜びでご家族を説得しに行ったというご主人。どうにか了承してもらい、子猫をお迎えすることになったそうです。残念なことに黒い子猫はすでに里親さんが見つかっていたため、白い子猫だけをお迎えすることになったそうですが、その子猫こそ、今回ご紹介する「のり」でした。

とにかくやんちゃな「のり」…そしてトラブルに発展

迎えたのりは、ちょっぴり怖がり屋さんな面を持っていたそうですが、とにかくやんちゃで好奇心旺盛!家族や環境にもすぐに慣れ、最初は反対していたという家族もすっかり受け入れていたと言います。

とても元気なのりは、台所や洗面台に立っている家族を見つけると駆け寄り、肩などにとび乗るほど勢いのある行動を起こす子だったと言います。また、爪を立てることも多く、「どこにそんな力があるの!?」と思うほど何度も背中に引っかき傷を作られたのだとか…。

しかし、こののりのやんちゃな行動が、徐々に家族の間で不満が生まれる原因となってしまいます。そしてある日、とうとうのりのいたずらをきっかけとし、ご主人とお義母さんの間で喧嘩が起きてしまったのだそうです。

普段は声を荒げることのないご主人が声を荒げて反発するほどの大喧嘩になってしまったそうで、この喧嘩をきっかけに、ご主人は実家を離れることを決意するほどだったそうです。もしかすると、今までも色々と思うところがあったのかもしれません。

桶乃ハシさんもご主人とご実家のご家族双方が少し距離を置くことでストレスなく暮らせるなら、と反対はせず、ご主人とのりと一緒にご実家を出ることになったそうです。こうして新たな生活がスタートしました。

その後の「のり」とご家族の関係

のびのびリラックスするのり

現在、ご主人と桶乃ハシさんと一緒に暮らしている「のり」は、相変わらずやんちゃさは健在のようですが、少しずつ「肩に乗ってはいけない」などのルールを覚え、手足で遊ぶ際は手加減するようにもなったのだとか!やはり時間が経過すると成長しますね。

桶乃ハシさんとご主人も、のりが少しずつ成長していく様子を穏やかに見守っている生活を気に入っているようで、幸せだと感じると仰っています。

ご実家を離れてから、のりも甘える様子をたくさん見せるようになり、今ではご主人にお腹を撫でられて「ゴロゴロ」と喉を鳴らしたり、桶乃ハシさんと追いかけっこを楽しむ様子を見せるようになったと言います。

ご家族との関係は?

のりをきっかけとし大喧嘩の末にご実家を離れることになったご主人と桶乃ハシさん。そしてのり。現在のご家族とのご関係はというと、以前よりも良好な関係を築くことができたのだそう!一安心です。

そもそもお義母様は猫が嫌いな人ではなく、むしろ猫が大好きな人だったそうです。昔は道路でうずくまっている子猫を保護し、お義母様のお母さん、つまりお祖母様に反対されても自分でお世話し育てていたのだとか…。その子猫こそ、最初に出てきた20年連れ添い亡くなったご主人の愛猫、そしてご家族の愛猫なのです!

もしかすると、お義母様が猫を迎えることを反対していた背景には、自分が保護し育て、20年という歳月を共に連れ添った猫が亡くなった直後に新しい子猫を迎えることに、抵抗を感じていたからなのかもしれません。

また、現在ご実家では、野良猫を保護する活動を行っているそうです。やはり、ご主人はもちろん、お義母様やそのご家族の皆さんも猫が大好きな一家なのですね♪

まとめ

毛布に乗るのり

「のり」を迎えることで、様々なトラブルや悩みができた今回のケース。しかし、「のり」と出会ったからこそ、ご主人とご主人のご家族は、適切な距離感で良好な関係性を築くことができたとも言えます。また、家族であってもお互いの気持ちに配慮するということを教えてもらった気がする、とも桶乃ハシさんは仰っています。

さらに最後にご実家で猫を保護する活動をしているという話を聞き、どこか心が温かくなるような、それと同時に涙がホロリと流れてしまうような感情が湧き上がりました。これからも「のり」は桶乃ハシさんとご主人、そして適切な距離感を保っているご実家に見守られながら、幸せな日々を過ごしていくことでしょう。

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