排水溝から子猫の鳴き声がするとの通報を受け、『Sierra Pacific FurBabies』が救出に向かいます。ところが救出は難航。33時間の救出劇となりました!
かすかに聞こえる子猫の鳴き声
通りがかりの人が、駐車場の排水溝からかすかに聞こえてくる子猫の鳴き声に気づき、Sierra Pacific FurBabiesに連絡しました。
通報を受け、Sierra Pacific FurBabiesのデイビッドさんが現場に向かいます。この日は日曜日。午後1時30分頃に救出活動が始まりました。
排水溝に体をいれて周りを見回しますが、子猫の姿はありません。
排水溝の中には直径20cmほどのパイプが通った横穴があり、どうやら子猫はパイプの中にいるようです。
鳴き声だけが響き渡ります。
暗くなり、雨も降ってきました。子猫を救出しようと試みましたが、これ以上はどうすることもできず、この日の救出は断念することになりました。
救出活動は2日目に突入
翌日、準備を万全にし、救出メンバーを増員して救出活動再開です。
子猫がどこにいるのか探すために、長いケーブルのついた小型カメラがパイプに入れられます。
カメラのケーブルを伸ばしていくと…いました!
地道な作業ですが、子猫のいるパイプの周りをシャベルで掘って救出することになりました。
そして33時間後…
子猫は無事に救出されました。
時刻は月曜日の午後10時30分。最初に救出活動を開始してから33時間が経っていました。
子猫は『パイパー』と名前をプレゼントされて、デイビッドさんの元ですくすく成長しています。
通りがかりの人が鳴き声に気づかなかったら…。救出を諦めていたら…。みんなの助けたいという思いが、この救出劇につながったのではないでしょうか。
元気に遊び、スヤスヤと気持ち良さそうに眠るパイパーの姿を、ぜひ動画でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。 掲載YouTubeチャンネル:Cole and Marmalade