ギリシアの野良猫だったデミトゥリーは感染症で両目を失い、英国の動物保護団体へ引き取られていきました。保護猫を探していた女性がこの猫をひきとり、一緒に幸せな生活をしています。
両目が感染症に

出典:https://www.boredpanda.com/blind-cat-adopted-rescue-adorable-kitten-no-eyes-blindcatdmitri/
「愛は盲目」といいます。きっとデミトゥリーのことを知ったら、あなたも納得することでしょう。
この猫はギリシアの街角をうろついていた野良猫でした。あるとき両目が感染症にかかってしまい、診察した獣医は両眼を摘出せざるを得ませんでした。

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一方でエマさんという女性が盲目の猫を飼いたいと考えていました。障がいのある保護猫の中でも、一番かわいがられにくい状態にあるからです。エマさんがデミトゥリーに出会ったとき、両者はたちまち愛し合ったのです。これ以来生活は大きく変わりました。
「ずっと保護猫を飼いたいと思っていました。地元の保護団体に聞いてみたら、盲目の猫を飼ってみてはと勧められました。ギリシアで保護された全盲の猫がいるというのです。ひどい感染症で目を全摘されたそうです」とエマさん。
一目でお互いを大好きに

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「出会ったとたん、この猫が好きになりました。とても人懐こく、愛情深くて、わたしにとってはすごく美しい猫でした。部屋に入ったとたん、寄ってきて私の足に抱き着きました。この瞬間、この子を家族にしようと決意したのです」
「目の見える猫と何も変わりません。視覚以外の能力を使ってどこへでも行けるし、こちらが特別に気づかう必要はありません。唯一外には出ていけませんが、塀で囲まれた庭へは出しています。庭を散歩するのが大のお気に入りですよ」

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「最良の決断でした。この猫はとてもやさしくて『ティクトク』でも大人気になっています。ペットが欲しいと思っている人は、ぜひ障がいのある動物を受け入れてください。敬遠されがちですが、すばらしいペットになりますよ」
ネット上で多くのフォロワーが

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ドミトーリには「ティクトク」で数100万人のフォロワーがいます。人々はこの猫がどう環境に適応しているのか、興味津々のようです。
「ティクトク」には「目は0個だけど、大きな心は1つあるんだよ」と説明されています。まさにこの猫を適切に表現していますね。

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別れるときは、「またお目にかかりましょう」とはいえないけれど、「またお声をお聞きします」「また臭いをかがせてください」「これからも(前足で)連絡をとりあいましょう」というあいさつならできるのです。
人々はこんな感想を寄せています
・ミラという名の盲目で聴覚障害のある猫を飼っていました。すごく愛らしい猫で、見えなくても聞こえなくても行動に問題はなく、がんで亡くなるまで6年間一緒に過ごしました
・生まれつき耳の聞こえないダルメシアンを飼っていましたが、そのうち目も見えなくなりました。個性豊かですばらしい犬でしたよ。障がいのある動物には少し配慮が必要ではありますが、すばらしいペットになります
・ほんとうに美しい猫ですね
・何てかわいい。天使みたい。ピアノを弾いているなんて信じられないわ
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