「なぜこんなことを…」飼い犬を”餓死寸前”まで放置した英国人カップル

悲しい

飼い犬を餓死寸前の状態まで放置した英国人カップルが逮捕され、懲役刑を言い渡されました。立つ力もなく弱った犬の姿に、関係者は「見たこともないほどむごい仕打ち」とショックを受けています。

ガリガリに痩せて立てない犬

飼い犬を餓死寸前の状態まで放置した英国人カップルが懲役刑を言い渡されました。これは英国でもかつてなかったほど衝撃的な「ネグレクト」の例でした。

ケリー・パターソン(35歳)とリース・ミルバーン(30歳)は、3歳の雑種犬ティギーを道路上に捨てておきながら、「自分たちが見つけた」と地元の市役所へ報告したのです。でも飼い主探しが大々的に行われた結果、すぐに実はこの2人が飼い主だと判明しました。

出典:https://metro.co.uk/2022/03/10/northumberland-couple-jailed-after-almost-starving-dog-to-death-16254519/

ティギーの、やせ衰えてあばら骨がごつごつ見える悲惨な写真は、2019年12月にノースアンバーランド郡当局の担当官が2人の自宅を訪れたときに撮影されたものです。

この犬はひどい脱水状態で、衰弱して立ち上がることもできませんでした。しかも皮膚炎にかかっていて、ダニ感染症も見られました。

担当官はこの犬の悲惨な状態にショックを受けました。「15年間この仕事をしてきましたが、これほどひどい状態の犬を見たのは初めてです」といいます。

ひどい動物虐待にショック

2人はノース・タインサイド治安判事裁判所で「動物に対する不必要な虐待行為」の容疑を認めています。その上で同じ自宅で見つかった、スタッフォードシャー・ブルテリア犬「エンゾー」への虐待行為も認めています。エンゾーもやせ細って骨と皮で、体がダニに感染している状態で保護されました。

2人はそれぞれ12週間の禁固刑を言い渡され、生涯にわたってペットを飼うことを禁じられました。裁判所はカップルに120ポンドの罰金も課しています。

市当局の広報官フィリップ・ソダクエストさんは「英国史上まれにみる、ひどい動物虐待の事例でした」とショックを隠せません。

「われわれ動物福祉担当官は、動物虐待の調査に熱心に取り組んでいます。そしてそういうケースがあれば、確実に加害者が罰を受けるようにしています。今回もティギーの元飼い主に対し、裁判に持ち込んで正義を貫きました。2年かかりましたが、満足な結果を得ることができました」とフィリップさん。

やっと幸せになったティギー

出典:https://metro.co.uk/2022/03/10/northumberland-couple-jailed-after-almost-starving-dog-to-death-16254519/

フィリップさんによると、犬の保護団体「バーウィック・アニマル・レスキュー・ケンネルズ」の尽力で、ティギーは現在幸せに暮らしているそうです。

「絵にかいたように健康で幸せな犬です。新しい飼い主の元で、同居犬とともに生活しています。新しい名前をも付けてもらいました」

一方エンゾーは、まだ同団体の施設にいて、飼い主を探してもらっているところです。

人々はこんな感想を寄せています

・この2人は人間じゃないよ、怪物だ。最低でも10年間は禁固刑にすべきだ。もしこのカップルに子供がいたらと思うと、ぞっとするね

・こういう記事は見たくなかったけれど、「沈黙はそれ自体が罪」という表現を見つけて気持ちを変えました。黙っていては何も変わりません。12週間の禁固刑ですって?いいえ、この2人にはふさわしい罰があるはず。それぞれ檻に入れて食事や水、娯楽を一切与えずに放置し、そして「人道的に」安楽死させるべきよ

・むかつくね。禁固刑といっても、12週間は短すぎる

出典:https://metro.co.uk/2022/03/10/northumberland-couple-jailed-after-almost-starving-dog-to-death-16254519/

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