犬や猫の保護活動、救助活動をしている団体『Hope For Paws』。この日は「犬が車に轢かれたらしい」という通報が入り、急遽現場に向かいました。すると、非常に危険な状態の子犬が倒れた状態で子どもたちから心配そうに見守られていました。
子どもたちからのSOS「犬が車に轢かれたらしい」
この日、保護団体『Hope For Paws』に1本の連絡が入りました。電話は大人の方からでしたが、どうやら子どもたちが「犬が車に轢かれてしまったから、この動画の団体に連絡してほしい」とお母さんに伝えたとのこと。そう、子どもたちはYouTubeの動画で『Hope For Paws』の活動を知っていたのです!その緊急依頼を受け、すぐさま現場に駆けつけました。
子犬がぐったり…非常に危険な状態のため緊急搬送
現場に到着すると、電話をくれたと思われるお母さんと子どもたちが出迎えてくれました。どうやら子犬の周りには「ここにいますよ」と周囲にはっきり分かるよう、靴などを並べてバリケードを作ってくれていたようです!メンバーのザイナブさんとロレータさんは、子どもたちに「ありがとう」と感謝の言葉を伝え、すぐに子犬の状態を確認することに。
すると、近づいた際に子犬が目の前でばたりと横に倒れる様子を見せたのです。すでに意識は朦朧としており、触れても反応があまりありません。このように崩れる状態の犬は今までにも見たことがないというメンバーさんたちは、一目で非常に危険な状態であることがわかったそうです。
ロレータさんは慎重にリードを装着し、詳しい状態がわからないため、慎重にそっと運び出します。別れ際に、子どもたちに「電話をしてくれてありがとう」と声をかけるザイナブさん。
車の中で「タックス」という名前を子犬につけ、すぐに近くの動物病院に緊急搬送することにしました。
この時、タックスはすでに意識がなく、目を瞑った状態でした。無事、助かるのでしょうか。
救急病院に到着…タックスは助かるのか
Hope For Pawsのザイナブさんとロレータさんは、脳に強い損傷を受けていると考え、脳の腫れを抑えてくれる治療が可能な救急病院にタックスを搬送しました。
すぐに必要な薬を投与されると、少しずつ意識を取り戻したタックス。まだ朦朧としている様子はありましたが、他に目立った外傷などはなく、このまま薬を投与しながら様子を見ていれば大丈夫とのこと。無事間に合ってよかったです。
その後、タックスは約2週間ほど、こちらの緊急病院に入院することになりました。早く回復してくれると良いのですが…。
日に日に回復していくタックス!そして…
緊急病院で必要な治療や食料、水分をもらいながら、日に日に回復していく様子を見せていたタックス。そして、次にHope For Pawsのメンバーがタックスに会いに行った際、驚くほど素晴らしい変化を遂げていました!
なんと、Hope For Pawsのメンバーがやってきた瞬間、タックスは嬉しそうにしっぽを振りながら、こちらに近寄ってきてくれたのです!どうやら助けてくれた人たち、と覚えているようで、タックスもHope For Pawsのメンバーさんたちに会えて嬉しそう!
手から嬉しそうにおやつをもらうタックスは、すでに人に馴れているようです。きっと元々人懐こい性格の犬だったのでしょう。そしてこの時、すでにタックスは病院の外を散歩することもできるようになっていたのだとか!驚くべき回復力ですね。獣医さんや看護師さんたちに感謝です!
そして元気になったタックスのために、Hope For Pawsの協力関係にある団体が里親募集をしてくれました!これだけ人懐っこく甘えん坊、そして回復力を見せているので、もう新しい家族を探しても大丈夫と判断されたようです。
その後、タックスはみるみるうちに健康的な体を取り戻し、里親募集を開始してから数週間後…なんと、すぐに新しい家族が決まりました!そしてHope For Pawsのメンバーが新しいお家へとタックスに会いに向かうと、嬉しそうに挨拶して回るタックス♡幸せそうに新しいお家で過ごすタックスの様子は、ぜひ動画でご覧ください!
動画を見ることは、新たな保護活動支援につながります。多くの犬や猫の命を救うことにつながるので、ぜひ動画を視聴し、保護活動に対する理解を深めつつ支援に繋げましょう。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope For Paws
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