”孤児”だった子猫は大勢の兄弟猫たちに囲まれてワンパクに成長中!

感動

1匹だけで鳴いているのを発見された赤ちゃん猫。さっそく保護され里親家庭で看護を受けました。ここには数匹の子猫仲間もいるので寂しくありません。毎日一緒に遊びながらすくすくと成長中です。

裏庭で子猫の鳴き声が

出典:https://www.lovemeow.com/kitten-meowing-backyard-rescue-happy-2639573794.html

ここは米国アリゾナ州フェニックス市。ある住人が子猫の鳴き声を耳にしました。裏庭を探してみると、赤ちゃん猫が1匹だけで石畳の隙間で鳴いているではありませんか。母猫はどこにも見当たらず、少し待ってみてもやってくる気配はありません。

そこでこの人は子猫を一晩保護することにしました。子猫は夜じゅう鳴き続けていましたが、母猫はとうとう現れませんでした。

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そこで地元の動物保護団体「タリン」に連絡をしました。子猫はそこからさらに「ジンズ・ボトル・ベイビーズ」へと引き継がれたのです。

「本来より100グラムほど低い体重しかありません。この地区は砂漠に囲まれていて、1匹だけでたたずんでいたのですから、無理もありません」というのは、同団体のシェルビ・ウエハラさんです。

里親家庭で手厚いケアを

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子猫には「ピコ」という名前が付けられました。野外で空腹に耐えて鳴いていた子猫が、心地よい寝床のある快適な家の猫へと激変したのですから、うれしそうにゴロゴロ音をたてているのも無理はありませんね。

シェルビさんと夫のブランドンさんが里親をつとめ、24時間の交代制で授乳をすることになりました。

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2人はピコが鳴くと、毛布で体を巻いて落ち着かせてあげます。授乳が済むたびに、しっかりと抱いて慰めてあげました。

子猫仲間ができた!

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でもやはり1匹だけでは寂しそうなので、ピコに友達を紹介することにしました。

実はピコがやってくる2週間前、母猫のいなくなった6匹の子猫がこの家にやってきたのです。さらにその数日後には「キューバ―・マイク」という名の子猫が1匹だけで保護されてきました。

ピコに体力がついてきたので、シェルビさんはさっそく子猫たちのいる遊び場に連れていくことにしました。すると一番年少なのにもかかわらず、ピコと子猫たちはたちまち仲良くなって、走り回って遊んでいます。まるで全員が「きょうだい」のようです。

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「ピコは仲間ができて大はしゃぎでした。とくにキューバー・マイクはピコにやさしくて、見ていてほほえましいほどです」とシェルビさん。

たしかに、キューバー・マイクはピコのことが気に入ったようです。この猫は一番体が大きいのですが、いつもピコを目で追っていて、一緒にくっついています。ピコのほうは子猫たちみんなが大好きで、どこへでもついて回ります。

元気なおどけ者のピコ

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「ピコはおどけ者です。わたしたちの鼻に自分の小さな鼻をくっつけたがります。暖かく快適な寝床とプラスチックの計量器を並べておくと、必ず計量器に乗って昼寝をしていますよ」とシェルビさんはいいます。

ピコはどんどん元気になりました。歩くときにヨタヨタとぎこちなかった子猫の姿は、今はもうありません。ほかの子猫たちと部屋中を跳んで回り、いたずらをたくさんする、やんちゃ坊主なのです。

2人が養育室にやってくると、子猫たちが背中や膝によじ登ってきます。シェルビさんとブランドンさんは、体じゅうを子猫たちにしがみつかれて、うれしそうなゴロゴロ音にまみれることになるのです。

やがて新しい飼い主の元へ

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ピコは最年少猫として、みんなに可愛がられています。
「ピコは、山になった子猫たちの体の上にちゃっかり乗って、そのまま居眠りをしたりします」とシェルビさん。

子猫たちがもうすこし成長したら、避妊手術をすることになります。

ピコとキューバ―・マイクはまもなく一緒に飼い主の元へ移ることになっています。ほかの子猫たちにも、きっとすてきな家庭が見つかることでしょう。

それまでは、ピコは「きょうだい」猫たちに囲まれた生活を楽しんでいます。年長の子猫たちに負けじと懸命に遊んだり、みんなにもたれかかって(ときには山になったみんなの体の頂上で)昼寝をしたりする毎日なのです。

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