もともと生後1ヶ月ほどの保護猫をお迎えしていた女性の前に、生後2ヶ月ほどの野良子猫が…。2匹の子猫たちをお迎えしたことで幸せも倍増しました。
野良子猫との思わぬ出会い
こちらは『ぺー』ちゃんです。
生後2ヶ月ほどの子猫で、車の下にいたところを女性に発見されました。
女性の家には生後1ヶ月ほどの保護猫『ぷー』ちゃんがおり、ぷーちゃんは早くして親兄弟と別れたため、噛み癖を勉強する機会がありませんでした。
そんなぷーちゃんがじゃれ合いながら噛み癖を学べるように、同じ年くらいの猫がいたら迎えたいと思っていた矢先のことです。
その日女性は仕事に送れそうで、ぺーちゃんを保護している時間はありませんでした。
でも、もし帰って来た時にぺーちゃんがいたら保護しよう、そう決めてぺーちゃんに「ここから動いちゃダメだよ、じっとしててね」と伝えたそうです。
仕事を終えて急いで帰宅した女性がぺーちゃんがいた場所に向かうと、気持ちが伝わったのか、ぺーちゃんはそこでちゃんと待っていました。
それがぺーちゃんをお迎えするきっかけだったと言います。
女性は、ぷーちゃんとぺーちゃんが仲良くなれるかと心配でしたが、そんな心配もよそに、まるで兄弟のように仲良くなってくれたそうです。
もともとぷーちゃんがいたので、ぺーちゃんをお迎えしても生活に大きな変化はなく、野良猫だったぺーちゃんの病院代がかかったくらい。
2匹同時に去勢手術もして、一緒にエリザベスカラー生活です。
「一緒」ということが良かったのか、2匹ともエリザベスカラーを気にすることなく普通に生活してくれたと言います。
ぺーちゃんをお迎えしたことによって、ぷーちゃんの噛み癖はなくなりました。
寝るときも遊ぶときも一緒。
楽しそうな2匹の姿を見ると、女性とご家族は幸せな気持ちになるそうです。
1匹でも十分幸せな気持ちにしてくれますが、2匹いると幸せも愛おしさも倍層でしょう。
2歳になったぺーちゃん。
お散歩中には近所の人から「きれいな猫ですね、何の種類ですか?」と聞かれることがあるそうです。
褒められることをわかったぺーちゃんは、自分から人に寄って行ってキメ顔をするというのだから、何とも愛らしいですね!
一人ぼっちでさまよっていたぺーちゃん。素敵な家族と兄弟ができて、本当に良かった!
ぷーちゃんも兄弟ができて喜んでいることでしょう。
女性は最後にこう言います。
「プーちゃん、ペーちゃん、いつもありがとう。これからも一生ずっと一緒だよ」と…。