ネグレクトにより、鎖につながれたまま放置されていた犬の後ろ足は、両足とも骨折していました。たまたま発見した人の通報により救い出されましたが、発見されずにあのままだったら…?
骨折しても病気になっても治療されずにいた犬
その犬が暮らしていたのは、ケージにビニールシートを被せられただけのお粗末な犬小屋でした。
木に鎖で繋がれたまま、何のお世話もされずに放置されていたのです。
犬の後ろ足は両足とも骨折しており、体も傷だらけ。
皮膚病や栄養失調から脱毛も見られました。
そんな犬の姿をたまたま発見した動物好きの人が、タイで動物救済活動をしているボランティアに通報したのです。
通報を受けて、犬を救うために救助活動が行われます。
病院に連れて行く前に、用意していた食事を出すと前足だけで体を支え、犬は一生懸命に食べ続けました。
よっぽどお腹が空いていたのでしょう。
その場できれいに体を洗い、応急処置も施されます。
骨折したまま放置され、もしかしたらもう普通に歩くことはできないかもしれません。
しかし、この場所から抜け出せたのは何よりの救い!
健康を取り戻し、これからは幸せになってほしいですね。