医療器具や薬を持ち歩き、ペットと暮らすホームレスに声を掛けて歩く獣医師のその活動に称賛の声が集まっています。
路上の獣医師『StreetVet』
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アメリカ・ロサンゼルスの路上でペットと暮らすホームレスに声を掛けては無償で診察を行っている獣医師のクウェン・スチュワートさんの活動に称賛の声が寄せられています。
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この活動を始めた2011年頃からクウェンさんは簡単な診察ができる医療器具や抗生物質などの薬を常に持ち歩いているといいます。
必要であればワクチン接種をしたり食べ物を与えたりとそのケアは多岐にわたります。
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”時間があるときや、たまたま車で家に帰る途中で困っているペットや飼い主を見かけたら、お手伝いします。
それは簡単な検査、もしかしたら薬か食べ物かもしれません…どれも大したことではありませんが、時に少し与えることで多くのことが変わります。”
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路上の獣医師として活動するための資金
また、それらに掛かる費用はすべてクウェンさんの自費で賄われています。
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しかし、なかには手術を必要とするペットもおり、自費だけでは提供できるケアにも限界があります。
そこでアメリカののクラウドファンディングプラットフォームである『GoFundMe』で寄付金を募ることに。
目標金額の10万ドルを達成した現在でも、多くの人々から寄付が集まっています。
クウェンさんはこの反響の大きさに驚きと喜び、そして未来の新たな希望が見いだせたことを報告しています。
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”うわー!みんなの寛大さに感動しました!本当にありがとうございました。
もともと私は10kの控えめな目標を設定しました(そして、私はそれに到達するとは思わなかった)が、結果は驚くべきものでした。
私は少し高い目標を設定しています(皆さんに感謝します)。
寄付が集まれば集まるほど、私は助けることができます。
今では、別の都市でより多くの獣医を連れて、より多くのペットに善意を広めることさえ可能かもしれません。心から感謝します!”
路上生活者のペットをサポートする『Streetvet』の存在
世界にはクウェンさんと同じように民間の動物病院を受診することが難しいホームレスのペットをサポートする活動を行われている方が多く存在します。
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『Streetvet』は、2016年に英国で設立された非営利の動物福祉慈善団体であり、医療的なケアはもちろんドッグフードやリード、おもちゃなどの提供、そして飼い主へのオーナー教育なども行われています。
世界には様々な形で動物たちを守ろうとする人々が存在していることを、ひとりでも多くの人に知ってもらうためにもぜひ、インスタグラムやFacebookをフォローしてください!
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