保護施設にいる犬の飼い主探しを助けようと、小学2年生たちが作文とイラストで犬を紹介し、広くアピールしました。このかわいい試みは大成功。多くの保護犬たちに、幸せな家庭を見つけてあげることができたのです。
飼い主探しに「生徒の作文」を

出典:https://www.thedodo.com/daily-dodo/second-graders-draw-pictures-of-shelter-dogs-to-help-them-get-adopted
ノーラ・ウィマーさんは、米国ノースカロライナ州にあるジャックビルで、動物保護団体「アダプション・ファースト・アニマル・レスキュー」のボランティアをしています。どうしたら保護した犬たちに、よい飼い主をなるべく早く見つけられるのか、彼女はいろいろ模索していました。
そんなとき、「小学生が保護犬たちについて紹介する作文を作って、飼い犬探しを手伝った」という記事を目にしたのです。彼女はこれに感銘を受けました。
さっそくノーラさんは息子の小学校の先生に会って、保護犬たちの状況を説明する作文を子供たちに書かせ、飼い主探しに役立てられないかと相談したのです。生徒たちはこの企画を聞いて大興奮でした。不幸な犬のために、自分たちが役立てるかもしれないからです。
見事なできばえ
生徒たちは自分の好きな保護犬をそれぞれ選び、説明文を作ることになりました。多くの子が何らかの障害のある犬を選びました。だって、そういう犬がどんなにすばらしいかを、みんなに知ってもらいたかったからです。

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説明文にはイラストも添えました。それぞれの犬のすばらしさを伝えようと、生徒たちはがんばったのです。
完成した作文がノーラさんに渡されたとき、彼女はそのできばえのすばらしさに感動しました。ここまで見事だとは想像していなかったのです。
「読んでみて感激しました。すごくかわいらしくて、生徒たちの真剣さと努力が伝わってきます」と彼女。
かわいらしい説明や、面白おかしい内容などがあり、どれもユニークで、犬の性格をじょうずに表現しています。きっと将来の飼い主にアピールすることでしょう。(ビデオ参照)
結果は大成功

出典:https://www.thedodo.com/daily-dodo/second-graders-draw-pictures-of-shelter-dogs-to-help-them-get-adopted
「わたしのお気に入りは『アルフィー』の作文です。『新しい家に行くとちょっと緊張するんだ。だから家の中を見渡せる場所があるといいなあ。かなりかわいいほうだと思うけど、自分が犬なのかどうかはわかりません。だって鏡がないんだもん』っていう内容です」
それらのおかげで、保護犬たちの運命は大きく変わってきました。

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「多くの人々が関心を持ってくれるようになりました。ベイラーとティンク、ケビン、ティグラは飼い主が見つかって引き取られていきました。シルコーとアルフィーは、現在飼い主候補の家に試験滞在中です。私たちの団体には、1週間だけ保護犬を自宅へ迎えて、お互いがうまくなじめるかどうかようすを見る制度があるのです」
ノーラさんが最初に提案したときは、うまくいくかどうか不安でした。でも生徒たちは大喜びだったし、保護犬たちは飼い主が見つかって幸せになったし、結局は大成功だったのです。
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