「小さな命を守る」ウクライナの動物たちを保護するために活動する団体

なるほど

戦下のウクライナに残されたペットたちを保護・移送する活動を支援し続けている動物保護団体。多くの人々が物資や寄付金を寄せていますが、まだまだ人手も資金も必要です。団体からの訴えをお聞きください。

支援をありがとう

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

こんにちは。わたしは「レッド・シェッド」のサンディ・シェリンです。3月はじめにウェブ上で「ウクライナにいる保護動物へ支援を」と呼びかけたところ、多くの方々からさまざまなご支援をいただきました。動物の国外への移送作業や餌の運搬、新しい飼い主探し、ボランティア活動や寄付金の申し出などです。

以来わたしたちはウクライナで活動する保護団体に餌を配給したり医療チームを派遣したり、物資を援助したりしてきました。

活動内容は、以下の写真をご覧いただければご理解いただけると思います。みなさんのおかげで、数多くの動物たちが救われてきたのです。

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

みなさんのご支援に、心から(犬のルーファスからも)感謝します。

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寄付のおかげで犬たちに給餌することもできます。犬猫用の餌を購入して、各地の保護団体へ配給しました。

ウクライナに残されたペットたち

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

ウクライナから避難した人々は、決してペットを置き去りにしたくはなかったのです。でも病気や高齢のペットを長距離移動させることができないのです。あるいは一時的に住居を離れても、いずれ再会できると望んだ人々もいるでしょう。

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ウクライナ国内や国境周辺で活動する保護団体は、すべてのペットを収容しきれずに困っています。餌も少なく、人間の食糧もわずかなのです。人々は少ない食べ物を動物たちと分け合って、何とかペットの餓死を防いでいるのが現状です。わたしたちの活動は、こうした保護団体の活動を支援するものなのです。

保護団体はきびしい状況に

ウクライナのフメリニツキ―にある動物保護団体「セーブ・ア・ライフ」で活動しているバレンチナさんが、きびしい現状について訴えているビデオをご覧ください。(ビデオ参照)

(ビデオ内の説明概要)
「30分間空襲警報が鳴り続いています。犬たちはさかんに吠えています。ここには爆撃から隠れる場所もありません。ウクライナでは人々を避難させるのに手いっぱいの状況で、いまのところ軍が守ってくれていますが、明日はどうなるかわかりません。ボランティアがお金を出し合って細々と運営しており、寄付はほとんどなくなりました。病気の犬も多いのです。何とか守らなければ。家族が連れていけずに、ここに残していったペットたちなのです。外国からの支援が必要です。国内各地で同じ状況の団体が数多くあります。財政的な援助だけでなく、ペットを飼っていただく形での支援もお願いします」
「わたしたちの団体は12年間ボランティアが運営してきました。現在ここで300匹の動物たちが暮らしています。なかには病気やケガなどで治療の必要なペットもいます。戦争が始まって、資源は軍を中心に寄せられるようになったため、こうした動物への支援は減っています。餌や寄付金、飼い主探しに、みなさんのご支援をお願いします。わたしたちは動物を守るため、あくまでもウクライナ国内で活動を続けていきます」

この団体の人々は、空襲の中でも動物たちを落ち着かせようと必死です。「レッド・シェッド」の援助によって、自分たちの団体だけでなく、近隣のキーウやカーキエフの地域にある保護団体にも支援物資を回すことができたのです。

国外へ動物を輸送

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

ウクライナからどれだけ多くの動物たちが国境を越えたのかは、はっきりわかりません。動物園など国際的な組織につながりのある団体は、移送した数をしっかりと把握しています。でも犬猫や馬、ハムスターなどのペットたちは確認するのが困難なのです。1万匹から2万5千匹は国外へ脱出しただろうという推計があります。

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

みなさんからの寄付は、動物のパスポートを取得したり避難入国書類を整えたりするためにも利用されました。

この猫は、寄付で購入したキャリーに入って、いままさに国外避難しようとしているところです。

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

「ウクライナの馬たち救出作戦」の一環で、多くの馬も避難しました。「レッド・シェッド」の援助で実現したものです。わたしたちは、欧州で地域の保護団体へ支援活動を行う団体の中では最大のものの1つです。2022年4月26日現在で、2000頭の馬たちを無事に避難させることができました。

必要な医療を動物たちへ

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

国境にある動物避難所で犬の治療にあたる獣医たちがいます。タマス医師は到着するやいなや、治療に当たりました。犬たちに新しい飼い主がみつかるよう、ワクチンも接種します。

「レッド・シェッド」は、ワクチン接種や書類の作成、狂犬病予防接種、ペットのためのパスポート準備、マイクロチップの埋め込みなどの経費を負担しています。新しい飼い主は輸送の費用だけを払えばよいのです。でも飼い主は英国か欧州に住む人に限定しています。長距離の輸送はペットに負担がかかるからです。アメリカからはたくさんの希望が寄せられているのですが、プライベート・ジェット機で輸送でもしない限り、ペットたちにこれ以上の肉体的・精神的苦痛を与えたくないと考えています。

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5月24日からは英国内で飼い主募集を始めます。ネット上で申し込みができますし、ビデオで動物たちを見ることもできます。どうかペットたちによい家庭が見つかりますように。

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

このメス犬は国境に残されてしまいました。ハンガリーの保護団体は「サンディ」と名付けました。

ハンガリーのある保護施設には350匹以上の犬が保護されています。獣医が診察し、今後は欧州各地へと引き取られていきます。

ボランティアを募集中

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

「レッド・シェッド」ではいま、ハンガリーの保護施設で活動できるボランティアを探しています。ここはウクライナから避難してきた動物たちで満員状態です。だからしっかりした建物を作って、きちんと世話ができる環境を整えなければならないのです。ボランティアとして必要なのは、建築やペンキ塗り、床貼りなどの大工仕事の経験があり、動物の世話が得意な人です。

ほかに物品の寄付も求めています。動物用の医薬品、蚤などの治療薬などです。いまのところ人手が不足していて、わたしたちが物品を届けることはできません。でも連絡先をお伝えしますので、直接お送りいただくことが可能です。

長期的には、どんどん流入してくるウクライナからの動物を、国境付近で保護する団体を援助していきたいと考えています。そして平和が訪れたら、ウクライナの保護施設も再建していきたいのです。すでに多くの建築資材会社から、ペンキや材木などの寄付が寄せられています。

個人的には、寄付を寄せてくださったすべての人に握手をして心から感謝をしたいのですが、そうもいきません。みなさんのご支援がなければ私たちの活動は実現しなかったし、今後も同様なのです。

「悲惨な戦争を終わらせて」の声

人々はこんな感想を寄せています。

・写真を見るのがつらいです。元精神医療専門家のわたしですが、みなさんをお手伝いすることはできません。動物が自分の目の前で死んでいくのを見るのが耐えられないのです。仕事をしていたときに、人々がわたしの腕の中で亡くなるのを経験してきており、辛く感じていました。動物や子供たちがまったく責任がないのに困難な状況にあって、頼れるのは大人だけという状況は、本当に心が痛みます。多くの資財があれば、避難した人々や動物をみんな受け入れて守ってあげたいのに!どうか戦争が早く終結してくれますように。意味のない殺戮は惨酷です

・以前に投稿を見て貴団体に寄付をした者です。テレビ報道よりずっと悲惨なことがウクライナで起きているに違いありません。少しでも貢献できたらうれしいです。その後の状況を報告していただいて、うれしく思います。応援しています

・わたしはドイツ南西部に住む障碍者です。あなたの投稿に共感し、フェイスブックにシェアしました。近況報告をありがとう

動画や他の画像を見たい方はこちら

出典:https://www.boredpanda.com/help-received-from-pandas-to-support-animal-shelters-in-ukraine-red-shed/

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